目的
何かのソースコードを読んでいて、例えばある変数が、ソースの中でどのように使われているかを知りたい場合、その変数名に色を付けて、ソースの中で目立つようにしておくことができます。
方法
M-s h r
を入力すると、ミニバッファで Regexp to highlight (default XXX):
という感じで入力待ちになるので、ここに色を付けたい変数名を入力して Enter を入力する。
続いてミニバッファに Highlight using face: hi-yellow
と表示されるので、とりあえずそのまま Enter を入力。
すると入力した変数名の部分に hi-yellow で色が付く。
応用
付加した色を削除したい場合は、 M-s h u
で変数名を入力(選択) して Enter を入力する。
付ける色を変更したい場合は、 Highlight using face: hi-yellow
と表示されている時に、 yellow
の部分を削除して Tab を入力すれば、色名の候補が表示されるので、好きな名前を選択する。
例えば 'sock' に色付けしたいが、 'socket' は色付けしたくない場合は、 Regexp to highlight (default XXX):
が表示されている時に、 \Wsock\W
と入力する(注:前後の記号にも色が付く)。つまり正規表現も使用できる。
さらに
C-s
や C-r
でインクリメンタルサーチを実行中に、 M-s h r
を入力すると、その検索中の文字列に対して、色を付けることができる。