AndroidStudioでは「AVD(Android Virtual Device)」を使用して作成したアプリを動かす事が出来ます。
一般には「エミュレーター」と言います。PC上で動く「仮想のスマホ」です。
PCの中で「プログラムで出来たスマホが動いている」と言う感じです。
記事内容
AndroidStudioでエミュレーターの作成と動作を行います。
- 動作環境
OS | AndroidStudio |
---|---|
Windows 10 | Android Studio Flamingo 2022.2.1 |
※説明部分には赤四角と赤矢印を使用しています。
エミュレーターが上手く起動しない場合
SSD(HDD)空きが足りない場合があるようです。
あとは完全に終了していない時に改めて起動してしまうと上手く動作しないようです。
デバイス作成と設定
デバイスを作成
メニューバーにあるスマホに緑色のドロイド君(アンドロイド)がくっついた「Device Manager」ボタンをクリックします。画面が開くので「Create device」をクックします。
デバイスを選択
アンドロイド端末を選びます。 このあたりは好きなものを選んで「Next」をクリックします。
SDKをダウンロード
好きなSDKを選択します。
下部のエラーが消えたら「Finish」をクリックします。
デバイス名を入力
そのままでも問題ありません。
「Finish」をクリックします。少し時間が掛かる場合があるので待ちます。
デバイスを起動
三角の「run」ボタンをクリックすると「仮想デバイス(AVD)」が表示されデバイスが起動します。
もしそのまま変化がない場合などはAVD枠に電源ボタンがあるのでクリックします。起動などに時間が掛かる場合があるので連打はしない方が良いです。…よくやってしまうので💦
※それでも起動しない場合は対処方法もあるとは思うのですが、今はデバイスを作り直してしまっても良いと思います。その場合は別のデバイスを選択すると動くかも知れません。
アプリをビルド
アプリを実行するために「ビルド」を行います。
メニューバー「Build」/「MakeProject」をクリックします。
AndroidStudio右下に「ビルド中」の表記が表示されます。
問題がなければ何も表示されません。
初期状態のままならエラーにはならないかと思います。
アプリを実行
以下の2つの方法でAVD上でアプリを実行出来ます。
上側の矢印:メニュー「Run」/「Run 'app'」
下側の矢印:「Runタブ」/「緑▼」
アプリを実行(こちらは補足なので上記で実行出来ていれば必要ありません)
実行準備
もう一つは実行アプリを選択出来ます。(先にこちらを書いてしまいました💦)
メニューバー「Run」/「Run...」をクリック
※以降この記事の画面が表示されずそのまま実行出来る場合もあるようです。
画面中央に表示された「Edit Configurations...」をクリック
画面中央に表示されたリンク「Add new run configuration...」をクリック
そのままだと画面下部にエラー「Error:Module not specified」が出ています。
アプリを実行
「Module:」のドロップダウンの「My_Application.app.main」を設定するとエラーが消えたかと思うので画面右下の「run」ボタンをクリック
実行結果
デバイスはそのままだと小さいので「+」ボタンをクリックすると大きく表示出来ます。
※その他の画面は小さくしたいツールの「_」ボタンをクリックして最小化しています。
アプリとAVD 各停止
上側の矢印部分をクリックするとアプリが停止します。
下側の矢印部分をクリックするとAVDが停止します。
白い画面の方が見やすかったので変更してしまいました💦
AndroidStudioのAVDでアプリを動かす設定などでした。