本の紹介記事です。VRChatで遊ぼうと思っていた矢先に、人生の先輩からおすすめされた1冊です。
なぜ読んだのか
Quest2を使っていると変な目で見られるので、皆が寝静まってからコソコソ遊んでいました。ただ、本ならば日中堂々と読めます。冬休みにVRチャットへの理解を深めようと思って購入しました。
本の紹介
タイトルにあるように、まさにVRChatのガイドブック。Shiftallの岩佐さん、まつゆうさんの書籍です。使い方だけでなく、文化や常識、時には自分の身を守る方法も記載されており、旅行先でのガイドブックのような書籍でした。普段ゲームをしない、初心者寄りの私でも読みやすい構成になってます。
詳しい知人がいるコミュニティに属していれば教えてもらえる内容かもしれません。ただ、観光地にガイドブックを持っていく感覚で、詳しい知人がいる人も、VRChat経験者も、持っておいて損はないと思いました。
気になった点
VR酔いは当たり前
車で本読んだり、荒天で船に乗ったりしても、全く乗り物酔いしない私ですが、VRChatを1時間プレイしたら酔いました。衝撃でした。
「VR向いてないのかな~」と思っていたのですが、ビギナーは酔うのは当たり前、20~30時間したら克服できるとのこと。酔わないための設定も紹介されており、ありがたい情報でした。
文化の話
異国に行くときにはその国の文化や常識を知っておく必要があります。それと同じように、VRChatでの文化を知る必要を感じました。
VRChat(というかメタバース空間)は自由度が高く、現実に近い動きもできます。一方で、現実とは違い、匿名かつ顔も見えません。そのため、他人を不快にさせる行動もできてしまいます。
他人を不快にさせないために、また、他人から迷惑行為をされたときに自分の身を守るために、最低限の知識は身に着けておきたいと感じました。
また、リアリティが高いけど、リアルではありえないことが体験できるからこそ、Chapter2 以降で紹介されるような楽しみ方もできます。(だから、授乳カフェのような高度な遊びもあるんだな、と…。)
さいごに(ポエム)
シンプルに楽しい。冬休みはバ美肉(バーチャル美少女受肉)して遊んでみます。
iPhoneのLiDARスキャンで生成した3DオブジェクトをVRChatに持っていけるようになり、VRと現実が近くなってきてます。ツールの使い方はもちろんですが、文化や風土になじめるかがポイントのような気がしました。
また、顔だけでなく全身自由に受肉して、名前も自由に設定できます。Twitterのような匿名での不特定多数との交流でのコミュ力があるとより楽しめそうです。コミュ力ってどこでも必要だよな~。