Maker Faire Kyoto 2024に出展してみた
自己紹介
- 名前: @kiwsdiv
- 職場: 自動車関連部品メーカー勤務
- 役職: R&Dエンジニア
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仕事内容:
- デジタル信号処理
- モデルベース開発
- センサ開発
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趣味:
- 技術チャレンジ部の一員
- VRで遊ぶ
- 自動運転に挑戦
- ダイビング
Maker Faire Kyoto 2024に行ってきました
- イベント情報: Maker Faire Kyoto 2024
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Maker Faireとは?
- テクノロジー系DIY工作をする人たち「Maker」によるお祭り
- 自作したものを見せ合い、学んだことをシェアする場
出展したもの
- 自動運転シミュレータ
- 押した感スタンプ
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BRICK Quest(ブリクエ)
- レトロゲーム風キャラクター生成ゲーム
- BRI-Chan ~KIDSスペース見守りロボット~
- 技術チャレンジ部ののぼり
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色々ご紹介
- からあげ帝国
- つくろか
- KadoMakers
詳細紹介
BRI-Chan ~KIDSスペース見守りロボット~
- 子どもたちが安全に遊べるよう見守るロボット
BRICK Quest(ブリクエ)
- レトロゲーム風のキャラクター生成ゲーム
- 子どもたちに好評
来場者からのフィードバック
- BRICK Quest(ブリクエ): 子どもたちが多く遊び、予想以上の人気
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BRI-Chan:
- 操作したい子が多かった
- 電池消耗や部品の破損が発生
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自動運転シミュレータ:
- 子どもたちが画面に釘付け
- 操作できないことを説明するのが心苦しかった
- その他感想: 「現地で動くだけでもすごい!」
現地でのトラブル
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輸送における破損
- 3Dプリンタ部品やアクリル板が壊れやすい
- 精密機械にして発送しても破損が発生
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子どもたちによる破損
- 使用に耐えられず少しずつ壊れる
- 結束バンドで応急処置
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その他の問題
- ぬいぐるみ: 縫い付けたカツラが簡単に外される
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ネットワーク不調:
- Google Driveへのアップロードができず、アプリが強制終了
- 現地でコードを改修
チャレンジしてみたい点
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インタラクティブな体験を提供
- 自動運転AIシミュレータと競争可能にする
- 見て、聞いて、触って、五感で楽しめる展示
- 思い出を持ち帰れる展示
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ネット環境に頼らない設計
- ローカルLLMの導入を検討
- 自分が楽しむことを重視
学んだこと
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ユーザーを具体的にイメージしてモノづくりをする大切さ
今回、施設のお困りごとを聴いて、段ボールと模造紙でMVPを作ることからスタートするアプローチをとったが、実際にユーザー(子供たち)にお披露目できたのは2回だけだった。予想できない子供たちの反応を受けて、ユーザーを具体的にイメージできてなかったことと、何度もリリースして反応を伺う大切さを学んだ。
本業ではなかなかお客様と直接の接点を持つことはできないが、ユーザーを具体的にイメージすること、お客様の反応を早い段階で伺うことにチャレンジしていきたい。 -
形にして発表することの苦労と尊敬
すごいメイカーさんがたくさんいる中で、私たちが現地で動かしているのを見て「現地で動くだけでもすごい!」と言ってくださったことが印象深い。当たり前にモノづくりして持ってきているし、業務でも当たり前のように製品を作っている方々を改めて尊敬した。
小さな一歩かもしれないが、予期せぬバグ、故障、当日までのデリバリーの不備があった中で、何とか動かしたことは自信になった。 -
ROS技術
自分が組んだロボットが動いて感動。楽しい!
さいごに
- Makerへの敬意: 全てのMakerを尊敬します!みんなすごい!
- 感謝: 展示に協力してくれた方々への感謝