stable版がリリースされました!
ついにUSBブートに対応した安定版がリリースされました!これによりラズパイにおける究極のボトルネックを解消することが出来るようになったよ!
この日のために購入しておいたSATA-USB変換ケーブルと超高速SSDを召喚しましょう!!
作業時の環境
- Raspberry Pi OS (32-bit) with desktop and recommended software Image with desktop and recommended software based on Debian Buster
- Version: May 2020
- Release date: 2020-05-27
- Kernel version: 4.19
作業前に現在利用しているBootLoaderのバージョンを確認しておくこと。
vcgencmd bootloader_version
# Jul 16 2020 16:15:46
# version 45291ce619884192a6622bef8948fb5151c2b456 (release)
# timestamp 1594912546
事前準備
sudo apt update && sudo apt full-upgrade
次に以下のファイルを開いて、critical
をstable
に書き換えます。
/etc/default/rpi-eeprom-update
FIRMWARE_RELEASE_STATUS="stable"
いよいよUSBブートに対応したファームウェアに更新します。
/lib/firmware/raspberrypi/bootloader/stable/
に利用出来るファームウェアが格納されています。現時点での最新の日付のファイルを利用して下さい。
sudo rpi-eeprom-update -d -f /lib/firmware/raspberrypi/bootloader/stable/pieeprom-2020-07-16.bin
ここまで来たら、再起動
sudo reboot now
一応確認。
vcgencmd bootloader_version
# Jul 16 2020 16:15:46
# version 45291ce619884192a6622bef8948fb5151c2b456 (release)
# timestamp 1594912546
SATA-USB変換ケーブルとSSDを繋ごう!!
デスクトップから、raspberryアイコン - アクセサリ - SD Card Copier
を開きます
Copy From Device | Copy To Device | New Partition UUIDs |
---|---|---|
MicroSDカード | SSD | チェックを入れる |
上記設定で実行します。結構時間かかるのでしばらくティータイム...
賽は投げられた。MicroSDを引っこ抜け!!
これですべての準備が整いました。あとは再起動してみるだけですが、一度シャットダウンしてからMicroSDを抜いて起動してみましょう。そうしないとどっちから起動しているのかよく分からなくて深い悲しみを覚えることでしょう...(;_;)
やりました。