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よく使う「問題ない」「大丈夫」の罠

Last updated at Posted at 2025-05-04

「問題ない」「大丈夫」というキーワード

特に新人エンジニアと会話すると飛び交うキーワードではないかなと最近感じます。

「問題ない」「大丈夫」の会話を紐解くと・・・

意見の尊重と自走を目的として、課題・進捗は一任しますが確認のため「いざレビュー!!」すると

例えば・・・

・期日対し「問題ない」「大丈夫」とは異なり期日枠から漏れ出している
・課題に対し「問題ない」「大丈夫」の結論付けが「根拠なき空想」「願わくば」と紐づいている
・段取りに対し「問題ない」「大丈夫」と異なりフロー図で例えると「スタート」→「エンド」に近い無策な段取り
・コードやコンフィグに対し「問題ない」「大丈夫」以前にググった内容に疑問も感じずにコピペする

「問題ない」「大丈夫」が湧いてくる根源は一体!?

客観的に知りたいのでGeminiさんに尋ねてみました。

1.楽観主義

2.認知バイアス

3.感情的要因

4.状況的要因

5.生理的要因

だそうです。


他にも原因がありそう。

「ググってコピペ」思考グセも混じってそう

この記事を掲載していますが、「ググってコピペ」も一役買ってそうな気がします。

何か一つ課題を任せ、飛び交った会話の中に含む解らないキーワード、課題を片っ端から「ググって」るようです。

しかもコードやコンフィグは英単語なのに「検索ワード」はカタカナ😱

新人君のディスプレイを覗くとブラウザータブと単一のカタカナキーワードが無数に存在してます。

つまり、「ググって」追い求めてきた答えらしき答え、しかも「ググる」で検索ヒットした1番目を拾ってMission Complete!!🎉

「ググる」事に対し否定はしてませんが、追い求めていた答えがヒットすると「他人の答え」を養分にしてしまう習性があるようです。

フローで示すと

脳内処理「スタート」→「ググる」→「答えゲット」→「エンド」
そして「問題ない」「大丈夫」と紐づく

何も自分自身の推論・論理立てて検証してない😱

AI時代に突入した今、「ググる」ことも時代遅れですが・・・・・・・・

一番罪なのは、「貴重な時間を費やしてグルりまくって、自責を問わない答え」を養分にする。😖

他にもAIを使えば得る答え精度も高いのですが、単に「ググる」は単一・単語だけ。

「ググる」好きな方達にとってはAIツールは問題を分解し問う能力が必要なので扱いにくいのかも。

課題解決方法を考えてみる

私の意見ですが、現代風に一言で言うと「メタ認知能力を向上させる」なのかな?と考えています。

もっと簡単に言うと学生時代の「予習」「復習」を繰り返し、予習で課題の解像度を上げて、答えを出した道のりを再度見つめ直すと言う「復習」を繰り返す。

結論

「問題ない」「大丈夫」の根拠は算数の必要条件や絶対条件にも似てますが、「課題の解像度を上げる」「得た答えに疑いを持って検証する・論理立てる」ことで真の「問題ない」「大丈夫」が得られると思います。

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