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基本文法(変数・データ型)

Last updated at Posted at 2015-06-15

変数とは

データを割り当てることができる名前付きのメモリ空間のことで、プログラミングする上で欠かせない重要な概念である。

変数の宣言

JavaScriptで変数を利用する場合、まず変数を宣言する必要がある。
変数を宣言することで、JavaScriptで利用するデータの格納領域を確保する。
変数を宣言する場合、次のように「var」キーワードを利用する。

var 変数名;

変数宣言時に値を設定することもできる。
これは「変数初期化」と呼び、次に示すような変数宣言と代入分を組み合わせた書式になる。

var 変数名 = 値;

変数名の命名規則

JavaScriptでは変数名について命名規則がある。

  • 英字,数字,アンダースコア(_),$が利用できる。ただし数字は先頭文字としては利用できない。
  • 予約語は利用してはならない。ただし予約語を変数名の一部に含めることはできる。

JavaScriptの予約語:
break/case/catch/continue/default/delete/do/else/false/finally/for/function/if/in/instanceof/new/null/return/switch/this/throw/true/try/typeof/var/void/while/width

データ型

整数

整数をそのまま記述すると10進数として扱われる。
-9007199254740992(-2の53乗)〜900719925470992(2の53乗)まで整数を表現できる。

少数

少数点や指数を利用して実数を扱える。
浮動少数点値が表現可能な最大値を超えた場合はInfinityとして扱われ、負の場合は-Infinityとして扱われる。
0を0で除算するような特殊な計算の場合、JavaScriptは数値以外の特殊な値を表すNaN(Not a Number)として扱われる。

Null

Nullは値がないことを示す特殊な値である。

文字列

文字列はシングルクォーテーション「'」もしくはダブルクォーテーション「"」で囲むことによって定義できる。

エスケープシーケンス

JavaScriptではバックスラッシュではじまる特殊な文字列が定義される。
これらの文字はエスケープシーケンスと呼ぶ。

||Null|
|b|バックスペース|
|t|タブ|
|n|改行|
|c|垂直タブ|
|f|フォームフィード|
|r|復帰|
|"|ダブルクォーテーション|
|'|シングルクォーテーション|
|00~377|8進数の文字コードを指定したLatin-1文字|
|x00=off|2桁の16進数で文字コードを指定したLatin-1文字|
|\u0000~\uffff|4桁の16進数で文字コードを指定したUnicode文字|

論理値

trueもしくは偽falseのどちらかを取り扱うデータ型である。

配列

データ値の集合を「配列」と呼びます。
つまり複数のデータをまとめて保持できる変数ともいえる。
配列を利用すると、データ値の集合を共通の名前で利用できる。

//配列の定義その1
var 変数名 = new Array(要素, 要素, ・・・);
//配列の定義その2
var 変数名 = [要素, 要素, 要素, ・・・];

定義した配列は下記のように配列に添え字([]の部分)を指定することにより取得できる。
配列は定義された順に「0」から番号がふられる。

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