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プレゼンで大切な3つのポイント

Last updated at Posted at 2020-12-03

un-T factory! Advent Calendar 4日目を担当します kitikitchen です。
フロントエンドエンジニアとして会社に所属しておりますが、ここ一年コーディングは全然やらずにプレゼンやLTばっかりやっていたのでQiitaに書けるネタがなくて焦ってます(汗)
Qiitaらしからぬ投稿で大変恐縮なんですが、その経験をふまえてプレゼンに関するコラム的な内容を投稿させてください。

  • プレゼンが上手く出来ない
  • プレゼンはできるけど相手の反応が薄い
  • プレゼンのテーマ選定にいつも迷う
  • そもそも俺の話を誰も聞いてくれない

と悩んでいる方の参考になれば幸いです。

プレゼンとは?

プレゼンテーションの略で、簡単にいうと相手に対しての提案です。
語源は「プレゼント=贈り物」らしいです。

プレゼンで一番大事なことは

###伝わること。

伝わらないプレゼンは自己満足。
どんなにカッコいい資料を作っても、どんなに美しい言葉を並べても、伝わらなければ意味がない

では、伝わるプレゼンをするためにはどうすればいいのか?

プレゼンテクニックの数々

  • スライドを10枚にする
  • プレゼンは20分以内で終える
  • フォントのサイズは30ポイント以上にする
  • 部屋にいるみんなとアイコンタクトをする
  • ⽂字を減らす
  • 読み上げはやめよう
  • 謝るな!
  • 聴衆の中に⾃分の⾝を置こう
  • 結論を最初に述べる

といったプレゼンテクニックの話はしません。

成果を急ぐと小手先だけのテクニック習得に走りがちですが、基本の基、イロハのイ、守破離の守にあたる部分を疎かにしては本末転倒。

今回はテクニック以前の**"伝わる"**ことに着目した3つのポイントを紹介します。

テクニック以前に大切な3つのポイント

1. テーマ選定は"言いたいこと"より"言うべきこと"

  • 誰に向けたプレゼンなのか明確にする
  • 独りよがりにならない
  • 聞いてくれる相⼿がいることに感謝

当たり前のことですが、プレゼンには聞き手が存在します。
聞き手は社内の人なのか?お客さんなのか?デザイナーなのか?エンジニアなのか?
聞き手を明確にし、それに合わせたテーマ選定をする必要があります。

デザイナー勉強会という場で、JavaScriptのベストプラクティスみたいな話をしてもなかなか伝わらないと思います。
はじめにお伝えしたとおり「プレゼンは伝わらなければ意味がない」ので、テーマ選定では独りよがりに自分の言いたいことではなく、聞き手に対して言うべきことに絞り込むことで伝わる可能性がグッと上がります。

またなぜ"べきこと"なのかというと、当たり前の話ですが、聞いてくれる相手がいないと絶対に話は伝わりません。
自分の話を聞いてくれる相手がいる、場があることに感謝し、それに対してなにをお返しできるだろうか?という使命感から"べきこと"としています。

わざわざ言わなくても良いけど、言ってあげた方がその人のためになるだろうと思うことってありませんか?
一歩間違えれば「余計なお世話だ!」と諸刃の剣になりかねない行動は、相当な熱量を要するので、その人に対して関心がなければできませんよね。(そうでない人もいるかもしれませんが)

熱量って言葉以上に伝わるんです。

懇請の強度(こんせいのきょうど)
https://note.com/yusuke_hotta/n/neaf29aa5e9e0
伝わるかどうか、それは【言葉そのもの+懇請の強度】によって変わります。

間違っても「してあげてる」なんて驕りがあってはいけません。
それも伝わっちゃうので注意しましょう。

2. 説明は相手が知らないことを前提に

  • 当たり前を当たり前だと思わない
  • お年寄り相⼿に説明する気持ち
  • 聞き⼿を⼀⼈も置き去りにしない
  • ⾃分には関係ないとは思わせない

専門用語や難しい言葉は使わない以前に、自分が当たり前に使っている言葉や物事を相手の当たり前だと思わないこと。
年齢、性別、地域などによっても当たり前は変わってくるので注意してください。
もしそれが必要な場合は例え話などを用いて相手のわかりやすい言葉に置き換えてあげましょう。

例)「Nitendo Switch…簡単にいうとファミコンですね。」

また聞き手が複数人いる場合かつ途中から参加した人がいる場合などは、すでに知っている人前提に話を進めず、おさらいを挟んで聞き手を一人も置き去りにしないこと。
わからない用語や知らない話が出てくると人は「自分には関係のない話」と興味を失い伝わらなくなってしまう恐れがあります。

3. 最後は必ず次の行動へと促す

  • 締め(まとめ)は感想だけで終わらない
  • なぜこの話をしたのか?次にどうして欲しいのかを必ず伝える

何のためのプレゼンだったのか?
聞いてくれた人に対してどうして欲しいのかを必ず伝え、アクションを起こしてもらう。
そこまでできてはじめて伝わったといって良いでしょう。

恋愛で例えると「好きだ!」と告白するだけ終わってしまっては、相手が困ってしまいますよね?
必ず「付き合ってください!」と相手に次どうして欲しいのかを伝えましょう。
(付き合えるかどうかは別の問題として)

まとめ

  • テーマ選定は"言いたいこと"より"言うべきこと"
  • 説明は相手が知らないことを前提に
  • 最後は必ず次の行動へと促す

以上3つのポイントは、すべて相手ありきの話です。

結局のところ**"相手のことをどれだけ想えたか?考えられたか?"**
で伝わるかどうかが決まってきます。

相手のことを想った提案(プレゼン)が一番伝わるということ。
思いやりが一番大事であり、プレゼンに大切なポイントなんじゃないかと思います。

もしプレゼンがうまくいかず悩んでいる方がいましたら、相手のことを想ってプレゼンできていたか今一度振り返って見てはいかがでしょうか。

最後に

プレゼンは苦手だという人も多いと思いますが、上記をふまえて一度プレゼンやLTに取り組んで見てほしいです。
人のために自分が何ができるか考えることや、自分の話を聞いてくれる人がいて、何かが良い方向に変わっていくことは楽しいですよ。

プレゼンは楽しい!

ありがとうございました。

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