先月からプログラミングを勉強し始めて、なんとなくWebサイトを周遊しているうちに"ゆーざーいんたーふぇいす"なるものに興味が向いた。
そんな感じで気持ちに勢いのあるうちに調べたことと考えたことをまとめておく記事。
UIが優れている必要性はあるか
まず、UIっていうとこう、コンピュータ上で実際に人が操作するための画面とか、機材の操作盤とかそういうのを示す言葉という認識で書く。UIのなかにはGUIやCUIといったものがあって、というそのへんの説明は割愛。
ゲームにおいて妥協されるGUI
ゲーム好きの私にとって「このゲームのUI(GUI)はクソ」みたいなのはときたま耳にする話。具体的なクソの内容というと、セーブデータを保存しようとするとセーブできる画面と同じ画面にそっけない「タイトルに戻る(データを保存しない)」というコマンドがあってセーブしようとするたびにヒヤッとするとか、そんな感じ。特に古いゲーム。
ただゲームというコンテンツの場合、よっっっぽど不便でない限りGUIひとつでゲームの良し悪しが別れることはない。
べつに私も楽しくゲームやってるなかで何度もヒヤッとしたくはないし、優れたGUIであることに越したことはないが、GUIがクソだからといって買ったばかりのゲームをすぐに売り飛ばした経験はない。
それがなぜかといえば、ゲームのプレイヤーはアプリケーション(ゲーム)を操作することそのものに時間やお金を費やして楽しんでいるからだと私は考えている。その楽しい体験さえ阻害しなければ、ゲームにおいてのUI(GUI)は、多少快適性に問題があっても特に気に留められることがないように感じる。
UIが重視される場所
だがゲームとは違って、Webサイトや各種サービスの場合は文字や画像などのコンテンツの見やすさやアクセスの容易さ、不自由のない操作や動作などの要素からなる__利用しやすさ__というのはユーザーからとても重視されているものである。
その利用しやすさを改善しようとするとき、工夫しなければいけないのが__UI__となる。UIを蔑ろにしているWebサイトやアプリケーションならば、ユーザーが目的のコンテンツを見つけられず、利用しづらいサービスであるとして早々に見切りをつけてしまう可能性が高い。
Web上を周遊する多くのユーザーはどこかのWebサイトやサービスを利用しようというとき、たとえば最新のニュース記事を読みたいとか、情報を手軽にシェアしたいとか、サービスを利用した先に得られるものを求めていて、その目的に合致したサイトやサービスを探して利用し始めるものだと思う。
という前提であれば、まずそのユーザーの目的が達成できるサイトやサービスであることというのは利用時の最低条件になる。だが、その目的を達成しやすいサイトかどうか、似たようなサービスと比べてどちらが使いやすいか、好みか(または如何に好みに設定できるか)、というのは実際に利用するユーザーが判断する。
そこでWebサイト・サービスがより多くの利用者を獲得するためには、デザインやUIを工夫し、少しでも多くの人にストレスフリーな利用しやすさを実感してもらうということが大切になる。
見やすいUIってなんじゃろな
で、UIって大事なんだなーと思ったわけだけど、結局見やすい、使いやすいUIっていうのは具体的になんぞやと。
私は同じようなコンテンツを扱えるサービスをたくさん使っているわけではないし、普段使っているサービスの利用しやすささえもたぶん言語化できないぞ…と気づいた。
おーけー、ぐーぐる。そんな感じでたどり着いたディスワン。 ↓
UX思考を学ぶ。UIデザインパターン全28選 | UIUX JAPAN
項目ごとに問題点と解決策が示されているのと、実際に工夫されてるサイトの画像が載っけられてるのはすごい参考になる。
いずれのサイトも、徐々に蓄積されたフィードバックを得てなんやかんやあってこういう仕様になりましたーというような過程が結構面白そう。
思ったこととか
今回の記事と直接関係していることではないけど、普段使うサイトの利用しやすさについて明文化できないかなーと考えていたときに思ったこと。
自分、割と利用しにくいサービスでもなんとなく惰性で利用し続けてたり、本来の用途に適さないソフトウェアを長時間かけて使ってたりするなぁということ。
今までそんな無駄の多い作業に時間を費やしてきたことってきっと多いと思います。些細なことでも効率化を念頭に置いて取り組んでみるというのは今後プログラミングを学んでいくにも大切にしていきたいことなので、まずは普段作業しているなかでの「無駄に気づく」ことが大事になるかなぁと思いました。