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(Node-RED MCU Edition作例②) ダッシュボードからサーボモータを動かす

Last updated at Posted at 2023-12-07

はじめに

アドベントカレンダー2023の記事として、Node-RED MCU Editionの作例を紹介します。

サーボモーター

サーボモーター(SG90)を2個組み合わせて、カメラのパン(Pan)/チルト(Tilt)機構を作成できます。

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スイッチサイエンス(Switch Science)のサイトで購入可能です。

材料

Node-RED Dashboardのスライダーを使用してサーボモーターを動かすため、マイコンデバイスはディスプレイとタッチセンサーが搭載されているM5Stack Core2を使用しました。

マイコンデバイスとサーボモーターとの接続は、Grove - ジャンパ変換ケーブルを使用します。

サーボモーターを動かす場合、M5Stack Core2からの電源供給が大きく、電圧降下によりM5Stack Core2自体が落ちてしまいます。USB電源を分岐させ、直接サーボモーターへ電源供給するように配線します。
M5Stack Core2のPort AへGroveケーブルを接続し、ジャンパー(G32、G33)は2つのサーボモーターのPWM信号線へ接続します。

IMG_3682.jpg

Node-REDフロー

スクリーンショット 2023-12-03 12.09.38.png

Githubにフローファイル(flows.json)を置きます。

「slider」ノード

ダッシュボードのスライダーを動かした時の刻み幅(ステップ)を変更するため、「slider」ノードを設定します。
範囲: 1〜10
ステップ: 1
としました。

「range」ノード

サーボモーターによってPWMのデューティー比が異なるため、使用するサーボモーターの仕様(稼働範囲とデューティー比の値)を確認し、最終的には実際にサーボモーターを動作させて動きを確認する必要があります。
範囲: 0.025〜0.0725
としました。

「PWM Out」ノード

GPIOのピン番号と周波数(サーボモーターの仕様を確認)を設定する必要があります。
ピン: 32、または、33
周波数: 50 Hz
としました。

さいごに

マイコンデバイスでNode-RED Dashboardが動作するのは感動します。
Node-RED MCU Editionを始めるきっかけとして、ぜひ試してみてください!

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