はじめに
Postmanの日本上陸、おめでとうございます!🎉
さっそく、言語設定を日本語に変更してみました。
日本上陸イベントでのLightning Talk登壇
川崎さん (https://twitter.com/yokawasa) からお声がけいただき、登壇発表させていただきました!
Postmanとの出会い
最初はクラウドサービス(IBM Cloud)のサービス監視でシンプルに利用していました。
IBM Cloud Foundryの終了
2022年5月31日にサービス終了が発表され、2023年6月1日に終了しました。
コールドスタート問題とは
AWS Lambdaのコールドスタート問題が有名ですが、Lambda関数実行時にコンテナ生成〜デプロイパッケージの展開〜ランタイム起動・初期化〜関数の実行まで一定時間を要する(レイテンシーが発生する)ことで、ユースケースやアプリケーションによっては問題が発生します。
例えば、テキストベースのチャットアプリケーションでは問題なくても、対話型の音声アプリケーションになると無音の時間が長くなったり、タイムアウトでエラー処理になるとユーザー体感が劣化します。
サービス監視とコールドスタート問題の回避に利用
現在はサービスが終了しているLINE Cloveスキルで俳句アプリケーション「575メーカー」を提供していました。
クラウドアプリケーションプラットフォームのHerokuでNode-RED(Node.jsベースのビジュアルプログラミングソフトウェア)を動かしていました。
Herokuはアクセスがない(Node.jsアプリケーションが動作していない)場合、30分程度でスリープ(コールドスタートになる)仕様でした。
アクセスが少ない時間帯に、Postmanに擬似アクセス(ヘルスチェック)をしてもらうことでコールドスタート問題を回避していました。
Herokuの無料プランの廃止
2022年8月25日にHerokuの無料プランが廃止されると発表され、2022年11月28日に終了しました。
LINE Clovaのサービス終了
2022年10月26日にLINE Clovaのサービス終了が発表され、2023年3月30日に終了しました。
Node-RED実行環境の代替え先を探す旅
ハンズオンイベントなどで一時的に利用できる環境(Katacodaは2022年6月15日にサービス終了)や無料枠があるクラウドサービスが少なくなっています。
最近はサービス終了後の代替え先を見つけることがライフワークになっています。
Katacodaの代替え先
killercodaを見つけました。
Node-REDを継続して動かせる環境
Postman vs UptimeRobot
Postmanと並行して、UptimeRobotを使い始めました。
今後、サービス内容を比較していきます。
Postman
デイリーレポートとウィークリーレポートがメールで送られてきますが、個人的にはウィークリーレポートの方が役に立っています。
サービスが連続して停止(利用できない状態が継続)している場合、自動でヘルスチェックを停止してくれます。(この時はドメイン名が1年後に失効してしまい、残念ながら救済できませんでした。)
問題を解決した後にメールで通知されます。
UptimeRobot
ダッシュボードの画面はPostmanと似ています。こちらはサービスがDown(停止)した時とUp(回復)した時のみメールで通知されます。