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iOS16.2、iPadOS16.2でスマートホームの新標準「Matter」を試してみた

Last updated at Posted at 2023-01-14

はじめに

iOS16.1でスマートホームの新標準「Matter」に対応しました。

M5StackをMatterデバイスとして動かす

Matterのサンプルコードのビルド環境の構築は前提となる条件(ある程度のリソーススペックが求められる)や準備作業が必要なので、M5StackでMatterのサンプルを動かすだけなら、ESP Web Toolsを使用してブラウザ(ChromeのWeb Serial)経由でインストールするのが楽です。

構成プロファイルは不要

説明を読むと構成プロファイル(EnableMatter.mobileconfig)をインストールする手順になっていますが、インストールは不要でした。

ホームハブが必要

Matterデバイスをホームアプリに登録しますが、Matterデバイスを操作するためにはホームハブが必要になります。
ホームハブはiPad、Apple TV、HomePodを使用することができます。(今回はiPadを使用しました)

スクリーンショット 2023-01-14 19.59.09.png

ホームハブへの登録手順

ホームアプリを起動して「アクセサリを追加」を選択します。

M5Stackの画面にQRコードを表示し、iPadのカメラからQRコードをスキャンします。

認定されていないアクセサリと表示されますが、「このまま追加」を選択します。

ホームハブを有効にしていない場合、エラー「ホームハブが必要です」が表示されます。

「詳しい情報」を押すと説明が表示されます。(Matterのアイコンが表示されています)

「OK」を押してホーム画面に戻り、「設定」→「ホーム」を選択し、「このiPadをホームハブとして使う」を有効にします。

もう一度「アクセサリを追加」を実行すると、Matterデバイスを登録できます。

ホーム画面から「設定」→「一般」を選択すると、「Matter対応アクセサリ」として表示されます。

ホームアプリからMatterデバイスを操作する

ホームハブとして設定したiPadからMatterデバイスを操作できるのはもちろんのこと、iCloudアカウントが同一であればiPhoneのホームアプリからホームハブ(iPad)経由でMatterデバイスを操作することができます。

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