準備するもの
- Raspberry Pi 3 Model B+ (無線LAN内蔵なので便利です)
インストール
- bridge-utilsをaptでインストールする
- SoftEther VPN(VPN Server, Linux ARM EABI 32bit)をmakeしてinstallする
- SoftEther VPNのvpnserverデーモンをinit.dで自動起動させる
###サーバの設定
SoftEther VPN Server Manager for Windows (or for Mac OS X)でサーバを設定します。
- 管理者パスワードの変更
- リモートアクセスVPNを選択
- VPN Azureを有効にする
- 仮想HUB VPNを定義し、仮想ネットワークインタフェースsoftetherをブリッジ先とする
ネットワーク設定
ネットワーク設定は、色々なページを参考にしましたが、決め手がありませんでした。結局、
- 無線LANと有線LANのデュアルホームにする
- 無線LANには静的IPアドレスを付与する
- ブリッジインタフェースはDHCPをもらうようにして、eth0とSoftEtherのTAPデバイスとブリッジさせ、家のブロードバンドルータとRaspberry PiをLANケーブルで接続する
ことでうまくいきました。
/etc/network/interfaces
source-directory /etc/network/interfaces.d
auto lo
iface lo inet loopback
auto eth0
iface eth0 inet manual
auto wlan0
iface wlan0 inet static
address 192.168.102.2
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.102.1
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
auto br0
iface br0 inet dhcp
bridge_ports eth0 tap_softether
bridge_maxwait 10
##接続
SoftEther VPN クライアント接続マネージャで、接続先にVPN Azureのホスト名を指定すると接続できます。
これで、リモート環境から自宅に設置したVPN ServerにVPN接続できました。