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PMP試験受験を振り返って

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こんにちは、ちゅらデータ SE きたっぴです。

先日、PMIが認定しているプロジェクトマネジメントに関する国際資格であるPMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)の受験を行い、無事1回目の受験で合格することが出来ました。

受験を振り返り、感じたことについて記載したいと思います。

試験自体の難易度について

多くの解説サイトではPMP資格はかなりの難関資格と記載されておりますが、試験自体の難易度はそれほどではなかったかなと感じました。
合格ラインは正答率60%であり、ほとんどが四肢択一式の出題であるため想像よりも解きやすいと思います。シチュエーション問題の為、四肢択一式でもPMBOKを理解しておけばNG選択肢はすぐわかると思いますのでその後は学習した「PMPとしてのPMの在り方」に則ってふさわしい回答を行っていきましょう!

どちらかというと180問を230分で回答を行っていかなければならないため、体力テストの側面も強かったなという印象を持っています。
合格率は公表されておりませんが、よくよく比較されるIPA高度試験と比べてもかなり高いと思います。どちらも受験を行った身としては(IPA高度試験は不合格でした・・・)択一式のため、PMP試験の方が難易度が優しいなと感じました。

PMP試験は、試験自体の難易度ではなく、試験に臨む前の準備難易度が凄く高いと感じました。
・35時間研修
・3年間のマネジメント経験
・PMBOK基礎知識の習得

ここさえ乗り越えれば試験自体は高い壁でないと思います。

試験のプレッシャーについて

PMP試験を調べたことがある人ならわかると思いますが、本試験は受験費用が$555と他の比較するとかなりの高額となっています。
私の場合は、資格取得に理解ある会社に属していたため費用補助を頂く事が出来ましたが、そうでない場合は、ちょっとやってみようか!レベルの勢いで受験できないような壁となりますよね。
不合格となれば、また受験費用が掛かるためプレッシャーが非常にかかりました。
(不合格になったから受験費用オカワリ!なんてこんな高額であんまり言いたくない・・・)

また、未来永劫受け続けられるわけではなく受験回数制限もございます。
3回/年です。3回NGとなった場合は、再度35時間研修を行った上で翌年から挑戦可能となります。
不合格状態で1年以上いるのは非常にプレッシャーになると思います。

PMP合格だけでマネジメントレベルの急上昇なんてない

PMPを合格することで、PMBOKについての知識を把握している人間であるとのお墨付きが頂けたと思っていますが、これだけでマネジメントレベルの急上昇なんてしないと感じています。
所詮、テンプレート通りのプロジェクトの進捗方法、課題発生時の解決手順といったものの知識の為、実際の現場で動いてみなければ身にはならないと思います。

ただ、本資格を持つことでどう進めていくのが、PMBOKとして定める正しい手順なのかは知ることが出来ました。現場で今まで挑戦できなかったことへの挑戦権を得られたと思っているので、資格に恥じない働きをしていきたいと思います。

(合格して、PMP資格という高級サブスクに加入する権利を得た気分でもありますw3年おきに2万程度の更新費+PDUを取得するためのセミナー代)

次回以降は、PMBOKに記載されている内容について小項目とはなりますが解説していこうかなと思います。

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