Kubernetesの公式チュートリアルをやってみる その1 は概要を記載したのでこの記事からはチュートリアル本編に入ります。
注意 && disclaimer
翻訳・意訳が主目的ではないのでいろいろ端折ったりすることがあります。
明らかな間違いはしないつもりですが、何かあれば優しくツッコんであげてください。
本記事の取り扱う範囲
Using Minikube to Create a Cluster の内容を扱います。
この章からハンズオンも含まれてきます。
Using Minikube to Create a Cluster
クラスタとは何か、Minikubeとは何か辺りの内容。
Kubernetes クラスタ
- Kubernetes は複数のマシンを用いて高可用性クラスタを構築する。
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master
1台 +node
複数台(3台以上を推奨) - アプリをコンテナ化することでクラスタ内の各ノードへの配置・スケジューリングを効率的に行うことができる。
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master
はクラスタ管理における様々なアクティベーションを行う。- スケジューリング、ヘルスモニタリング、状態管理、スケーリング、アップデートなど
- アプリがデプロイされるとどのノードで実行するかなどを制御する。
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node
はコンテナ化アプリを実際に動かす。- Kubelet というエージェント経由で Kubernetes APIによって
master
と連携する。- 利用者が直接APIを叩くことも可能
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node
内部ではDockerなどを用いてコンテナ化アプリを管理する。
- Kubelet というエージェント経由で Kubernetes APIによって
Minikube
Kubernetes の簡易版実装、開発用途などに利用する
- Mac / Linux / Windows の各OS用に用意されている。
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node
が1つのみのクラスタを構築する。 - CLIでは起動、停止、ステータス表示、削除の簡易的なもののみを実行できる。
※本チュートリアルでは Katacoda 経由の接続先で Minikube がインストール済なので環境用意は不要
Interactive Tutorial
Estimate Time: 10分
- minikube で Kubenetes 環境を構築する
- 構築した Kubernetes に kubectl でアクセス、情報を表示する。
Interactive操作について補足
- 左側に書いてある説明のコマンドをクリックするとターミナルでコマンドが実行される
- 実際にコマンドを打たないで進められるが、慣れる意味では右のターミナルで操作したほうがよさそう
- 接続先は普通のUnix系OSなのである程度はシェル機能を使いながら操作した方が楽かも
- 実際の運用でもコマンド補完は使うだろうと思うのでそのへんは使ってよさげ
- 筆者がやったときもコマンド補完、history、Ctrl+R(コマンド検索)は多用していた
- 実際の運用でもコマンド補完は使うだろうと思うのでそのへんは使ってよさげ