はじめに
ChatGPTを使ったクイズアプリを作るにあたって、
ChatGPT APIについて得た情報や知識を備忘録として残しておきます。
また、開発中のあれこれについては以下のサイトでまとめています。
https://zenn.dev/kitaji12/scraps/a115ff66546e65
事前情報
- OpenAI / ChatGPT 初心者
- クイズアプリは React + Flask で作成
準備
- OpenAIのサイトからアカウントを作成する
- 作成したアカウントでログインしておく
ChatGPT APIとは?
OpenAIによる自然言語処理のためのAIモデル「ChatGPT」を使用して、開発者が自然言語処理を行う際に使われるAPIのこと。
API = 「Application Programming Interface」の略称のことで、ソフトウェアやWebサービスの間をつなぐインターフェースを指します。
ChatGPT APIの料金
OpenAIのUsageページを開くと、フリートライアルの確認ができます。
最初に付与されるクレジットが5.00ドルとなります(2023/09現在)
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CREDIT GRANTED
:クレジット付与 -
EXPIRES
:有効期限
↓ クレジット5.00ドル中、0.02ドル使用していることがわかります
約2ヶ月で数回触る程度であれば、0.02ドルでした。(意外とかかってなかった)
※有効期限が切れると「Expired 2023年11月1日」のように表示され、上記画像のグレー部分のゲージが赤くなるそうです
ChatGPT APIのAPIキー
OpenAIのAPI keysページを開き、
「+ Create new seacret key」を押下で新しいAPIキーを作成することができます。
(作成したAPIキーは一度しか表示されないため、メモに書いておくことをおすすめします)
APIキーを使用する上での注意事項は以下の通りです。
API キーを他の人と共有したり、ブラウザまたは他のクライアント側コードで公開したりしないでください。アカウントのセキュリティを保護するために、OpenAI は、公的に漏洩したことが判明した API キーを自動的に無効にする場合もあります。
APIキーの共有・公開は、OpenAI側から無効化にされる場合がありますよ。ということだそうです。
ChatGPT APIのモデル
OpenAIのAPIでは、色々な機能と価格帯を備えたさまざまなモデルがあります。
アプリケーションに合わせてモデルをカスタマイズすることも可能だそうです。
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GPT-4
:GPT-3.5 を改良し、自然言語やコードを理解し、生成できるモデルのセット -
GPT-3.5
:GPT-3 を改良し、自然言語やコードを理解し、生成できる一連のモデル -
GPT-3(Legacy)
:自然言語を理解して生成できる一連のモデル
この中から「GPT-3.5」についてもう少し詳細に見ていきます。
■ gpt-3.5-turbo
いくつかある GPT-3.5 の中で最も機能的でコスト効率の高いモデルで、チャット用に最適化されているもの。
■ GPT-3.5 と GPT-4 との違いは?
GPT-4は、より広範な一般知識と高度な推論のおかげで、以前のモデルよりも高い精度で困難な問題を解決できる大規模なマルチモーダル モデル (現在はテキスト入力を受け入れ、テキスト出力を出力しますが、将来的には画像入力も可能になる)能力をもっている。
基本的なタスクをこなす上では、GPT-3.5 と GPT-4 の違いはそこまでありませんが、
より複雑な推論の状況では、GPT-4 は以前のモデルよりもはるかに優れた能力を発揮するそうです。
最大トークン数は、GPT-4のモデルが約2倍のトークン数になります。
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gpt-3.5-turbo
:4,097 トークン -
gpt-4
:8,192トークン
さいごに
ChatGPT APIをはじめて触る上で調べたことについてまとめました。
次は実際にAPIを叩いて結果が返ってくるところまでを記事にしたいと思います!