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【virtualbox】ホストOSからゲストOSへのhttp通信

Last updated at Posted at 2021-11-28

ホストOSからゲストOSに接続できない。

ホストOSからゲストOSにhttp通信を行おうとした際に接続できない事象が発生した。

接続できない大きな原因として
①ゲストOSのファイアウォールが80番ポートが開いているか
②ポートフォワーディングにhttp通信を設定しているか
③ゲストOSのIPアドレスが正しいか

上記、3点の原因を理解した上でそれぞれの確認を行っていく。
※ホストOSのブラウザからゲストOSの接続は最後に行う。

まず、大抵の原因であろう1番から確認していく。

①ゲストOSのファイアウォールが80番ポートが開いているかの確認方法

ゲストOSの端末を開く。

最初にファイアフォールのサービスが起動しているかを確認。
下記コマンドを実行し、activeだった場合はサービス起動中であることを確認。

firewalld確認
systemctl status firewalld.service

※もし、サービス起動中でない場合は、下記コマンドを実行し、ファイアフォールのサービスを起動させる。

firewalld起動
systemctl start firewalld.service

次に本題である。下記コマンドを実行し、80番ポート(http)が開いているかを確認する。

80番ポート確認
firewall-cmd --list-all

実行すると、下記の内容がでてくる。

firewall詳細
public (active)
  target: default
  icmp-block-inversion: no
  interfaces: enp0s3
  sources:
  services: dhcpv6-client http ssh
  ports: 443/tcp
  protocols:
  masquerade: no
  forward-ports:
  source-ports:
  icmp-blocks:
  rich rules:

「services」にhttpがあれば、80番ポートの通信が許可されていることがわかる。

もし、許可されていない場合には、下記コマンドを実行し80番ポートの通信を設定する。

http通信を許可する
firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent

これで、もう一度「firewall-cmd --list-all」を実行し、80番ポート(http)が設定されていることを確かめる。
確認できたら、次に進む。

②ポートフォワーディングにhttp通信を設定しているかの確認方法

※ポートフォワーディングとは。。?
→特定のポートからの通信を、特定のポートの通信に自動的に転送すること。

virtualboxのウィンドウから
「設定」-「ネットワーク」-「高度」-「ポートフォワーディング」を開く。
下記の図の、右側の「+」ボタンを押下し、HTTPのように設定する。
ホストポートに関しては、ウェルノウンポートでなければなんでもよい。今回は「5000」を設定。
image.png

以上で、ポートフォワーディングの設定は完了。

②ゲストOSのIPアドレスが正しいかの確認方法

ゲストOSのIPアドレスを確認するためには、ゲストOSの端末で、下記コマンドを実行

IPアドレス確認
ip addr

確認できたら、早速ホストOSからゲストOSにhttp接続を行ってみる。

ホストOSのブラウザで下記を実行する。
http://[③で確認したゲストOSのIPアドレス]:[②で設定したホストポート]/
下記画面が表示されたら、ゲストOSにhttp通信できていることを確認。

apache_cp-300x255.png

今回は以上となります。

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