はじめに
WSLのUbuntuにインストールしているGoのバージョンを上げる時に、PPAを利用した手順をよく忘れるので忘備録的な記事です。
上げ方
やり方自体はGoリポジトリのWikiにあります。
まず、各種パッケージの取得・更新をサクッとしましょう。
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
次にPPAを利用して、Ubuntuの公式リポジトリからダウンロードできないGoのバージョンを取得します。
(普通に sudo apt install golang
すると結構前のGoがインストールされてしまうので)
sudo add-apt-repository ppa:longsleep/golang-backports
sudo apt update
sudo apt install golang-go
あとはGoのバージョンを確認してください。
go version
>>> go version go1.20.7 linux/amd64
補足1 PPAとは
PPAとは
PPAはUbuntuユーザーのチームや個人がそれぞれ管理している非公式のApp Storeのようなもので、Ubuntuの公式レポジトリからはダンロードできないソフトウェアや最新のバージョンのソフトウェアを手に入れることができます。
補足2 add-apt-repository
が入っていない場合
sudo add-apt-repository ppa:longsleep/golang-backports
>>> sudo: add-apt-repository: command not found
のようなエラーが出るので、下記対応をしましょう
sudo apt-get install software-properties-common
sudo apt-get update
補足3 Golang Backportsとは
システムのソフトウェアソースに ppa:longsleep/golang-backports を追加することで、この信頼できない PPA からサポートされていないパッケージを使ってシステムをアップデートすることができます。
上記から取得できるバージョンを確認できます。
おわりに
めっちゃ楽。ただし、マイナーバージョンのリリース直後はGolang Backports
に最新版が入っていないこともあるので、その場合はwgetなりcurlなりして取得する必要があります。