#概要
2021/7/10「第10回 IoTシステム技術検定 中級」を受験しました。(8/10に合格通知)
公式テキストは第3版ですが、第2版しか持っていなかったので第2版で臨みました。
実際の勉強法と覚えている範囲で出題内容を記載しておきます。
#勉強法
- 公式テキストにて、一通り読みながらノートにまとめる。
- ノートを読み返して内容を思い出していく。
- テキスト流し読み(1周)
公式テキスト買ったのが1ヶ月前、勉強始めたのが2週間前です。
1でしっかり時間を掛けたので、その段階でおおよそ頭に入っていました。
テキスト3周は読んだ方が良いなと思いつつ、謎の自信で諦め。
#試験当日
試験時間90分。
悩む問題(10問くらい)はスキップしながら、40分くらいで一通り解き終わりました。
その後20分掛けてスキップした問題をじっくり。
残りは暇だったので問題内容を記憶してました。
手応え的に90%は確実かなという印象でした。
#出題内容
###第1章
- IoT出現の背景
- IoT分野の動向
- アジャイル開発
- フィールド領域とインフラストラクチャ領域
###第2章
- IoTゲートウェイの役割(データの中継など)
- IoTゲートウェイの機能・基本構成(プロトコル変換、メッセージ変換など)
- サービスゲートウェイ(OSGi)
- クラウドサービスの形態(IaaS、PaaS、BaaS、SaaS)
- エッジコンピューティングによる効果
- IoTプラットフォームの機能
- データ収集の方式
###第3章
- 統計解析
- 予測(相関、回帰、決定木)
- 分類(主成分分析、クラスター分析)
- 機械学習
- 教師あり(ベイジアンモデル、SVM、ランダムフォレスト)
- 教師無し学習
- 強化学習
- 深層学習(CNN、RNN、オートエンコーダ、DQN)
- データの前処理
- 過学習
- ストリーミング処理
- NoSQL
- 時系列データの扱い
- 深層学習ライブラリ、フレームワーク(TensorFlow)
- IoTプラットフォーム(垂直型、水平型)
###4章
- 電波の特性(周波数と距離との関係)
- 免許不要の無線局
- 衝突回避、隠れ端末問題、晒し端末問題
- 3GとLTE
- 公衆網と閉域網
- セルラー系LPWA
- 5G
- ローカル5G
- プロトコル(MQTT、Websocket)
- IoTデバイスからIoTサーバへアップロードする際のデータ量計算問題
- 使用帯域の計算式
- IoTシステムのレイテンシー
###5章
- 組み込み型と独立型
- カットオフ周波数、オフセット
- IoTデバイスの基本構成
- 光センサ
- 加速度センサ
- ジャイロセンサ
- GPS
- 超音波センサー
- 磁気センサー
- 心電図
- 低消費電力化
- エナジーハーベスティング
- 画像センサーの原理、撮像素子、光電変換
- MEMS
###第6章
- メイカームーブメント
- データフォーマット(CSV、XML、JSON)
- IoTデバイスとノードの基本構成
###第7章
- セーフティとセキュリティ
- 機密性、完全性、可用性
- パスワードクラック(ブルートフォース)
- 認証、パスワード認証など
- デジタル署名
- IoTシステムのセキュリティ対策(耐タンパー性など)
- 個人情報とは
- 個人情報保護法
- サイバーセキュリティ基本法
###第8章
- IoTの契約形態
- CCライセンス
#その他
会社から報奨金20000円頂きました。
ありがたい。
#参考
https://cutnpaste.hatenablog.com/entry/2017/12/03/193809