#泥沼へ向かふ
あれこれと、勉強するにあたって知らない分野だと色んな物の基礎知識が必要になり、一個一個調べていくと、必ず脱線する俺。
http://qiita.com/kirishima677/items/82198a304d121d201cc2
の記事を上げていたんだけど、関数型言語自体に興味が湧き、関数型言語のパラダイムについてあれこれ読みふけっていたら、そういえばこんな本もあったなあと思い、注文したら、そういえばこの本は例文がScheme(関数型言語)だなと思い、調べ始めたのが泥沼の始まりだった。
この本
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4798135984/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
というわけで、Schemeを手軽に始めるにあたって、どれが一番楽か調べたところ、出てくる文献がどれも古かったので、これも何かの縁と思い記事を書いてる。
処理系自体星の数ほどあると言われているので、古くても勉強に十分で楽な方法をとることにした。
最新の系統がいいのなら、Gaucheがいいと思う。
あの本読むのなら処理系なんかどれでもいいので、使いやすそうなのからチョイスすればいいと思う。
#ダウンロードして、インストール
http://plt-scheme.org/
ここから、PLT Schemeをダウンロードする
それぞれの環境に合わせて落としてくるよろし。
インストーラーついてくるので、その辺は割愛します。(解説はWindows版で行います)
#設定
まず起動させましょう。
Windowsだと、PLT Schemeの中のDrSchemeを起動させます。
##日本語化
Helpのところから「DrSchemeを日本語で使う」を選択して再起動しましょう。
##処理系の選択
LanguageのところからChooce Languageを選び、今回は「R5RS」を選択します。
「OK」を押します。
#サンプルコードを動かす
設定が終わったところで、さっくりと動かしてみましょうか。
(+ 1 2)
(cons 1 (cons 2 3))
上の段に打ち込んだら「実行」を押せば動作する
以下のように表示されたら、ちゃんと動作してると思います。
R5RSの処理系は古いですが、ネット上のサンプルコードを動かしてみて学習には十分だと判断しました。
興味のある方は、Gaucheとか最新の処理系を入れてみるのいいかもしれません。
Windowsだと入れるのがめんどくさい可能性があるので、試すならLinuxがいいと思います。
次回は、気力が有ったら、ちゃんとしたサンプルでも書きます。
たぶんきっと、メイビー・・・