#CentOS 7でNTPの設定をしてみた
今回、NTPの設定をしてみたので、備忘録兼ねてメモで記載します。
他にも記載されている方もいらっしゃるかとは思いますが、悪しからず。。
まず、初めにおおまかな流れから。
- NTPサービスをインストール
- ntp.confファイルの設定値を入れる
- ntpupdateコマンドで時刻を合わせる
- ntpdサービスの開始
では、実際にそれぞれの詳細を記載します。
###1.NTPサービスをインストール
※実行する際はrootユーザーです
以下のコマンドでNTPサービスをインストールします。
yum install ntp
###2.ntp.confファイルの設定値を入れる
ntp.confの設定ファイルは下記にあります。
/etc/ntp.conf
2-1.
まず、ntp.confのバックアップをとります。
cp -p /etc/ntp.conf /etc/バックアップファイル名(任意).conf
2-2.
次にntp.confファイルの編集をします。
vi /etc/ntp.conf
ntp.confのファイルの中身に以下の内容が記載されているので、「#」でコメントアウトします。
その上で設定したいNTPサーバの情報を記載します。
※今回は例としてNICT(http://jjy.nict.go.jp/ntp/)
のNTPサーバとMULTIFEED(https://www.mfeed.ad.jp/ntp/overview.html)
のNTPサーバを記載します。
server 0.centos.pool.ntp.org iburst
server 1.centos.pool.ntp.org iburst
server 2.centos.pool.ntp.org iburst
server 3.centos.pool.ntp.org iburst
↓↓↓
server ntp.nict.jp
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp
#server 0.centos.pool.ntp.org iburst
#server 1.centos.pool.ntp.org iburst
#server 2.centos.pool.ntp.org iburst
#server 3.centos.pool.ntp.org iburst
###3.ntpupdateコマンドで時刻を合わせる
※時刻がズレているとうまく同期ができないので本手順を実施します。
以下のコマンドを実施します。
date
ntpupdate NTPサーバ
date
1回目のdateではずれている可能性がありますが、ntpupdateを実施したあとの2回目のdateでは時刻があっています。
###4.ntpdサービスの開始
以下のコマンドを実施しNTPサービスをを再起動します。
service ntpd restart
NTPサービスがrunningになっていることを確認します。
service ntpd status