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【HTML】tableタグで表をマークアップするSEO上のメリットとは?

Last updated at Posted at 2019-05-21

ご存知の通り、tableタグはテーブル(表)を作成するタグです。

過去には、tableタグは携帯サイト(ガラケーサイト)を作る際にレイアウト目的で使用されたりしてましたが、 tableタグは基本的にはテーブル(表)を作成するためのタグです。

そんなtableタグですが、ちゃんと表をマークアップする際に使用することで、とあるSEO上のメリットに繋がります。

今回は、そんなtableタグ実は・・・をご紹介します。

#tableタグを使わずにdivタグとCSSでも表は作れる

確かにdivタグとCSSを使えば、tableタグを使わなくてもレイアウトを組むことで、表のようなものは作成できるでしょう。

ただ、そういうやり方をオススメしているサイトや人をたまに見かけますが、ぶっちゃけ全くオススメできません。
(SEOを考えると大きなデメリットになるので、、)

その理由としては、Google検索結果の「強調スニペット」が関わってきます。

#強調スニペットについて

強調スニペットとは、 Googleサーチで「○○とは」「○○ 意味」など、主に情報の収集を検索意図としたクエリ(インフォメーショナルクエリ)に対して、回答となるページを検索結果の最上部に強調して表示する機能です。

##例)
「SEO」で検索した結果
「SEO」で検索した結果

検索結果の最上部に強調されて、SEOの内容を要約した文章が掲載されていると思います。これが「強調スニペット」です。

強調スニペットは、検索者の何かを知りたい・探している、また疑問や悩みを解決するために行う検索の意図に対して、最速でその答えを返すことを目的としています。
(※ナレッジグラフと混同されるが、ナレッジグラフと強調スニペットは異なるもの)

#表組み形式のスニペット

強調スニペットには、いくつかのタイプが存在しますが、その一つが表組み形式のスニペットになります。
具体的には以下のようなものです。

##例)
「金相場」で検索した結果

「金相場」で検索した結果

最上部に掲載されているページの内容を見てみてください。
ページ内に表示されている金相場の表が、Google検索結果にそのまま表として表示されているのがわかるかと思います。

これが表組み形式のスニペットです。
表組み形式は価格比較系のクエリに対して表示されるケースが特に多いです。

#どうやって強調スニペットとして設定しているのか?

検索結果での強調スニペットについては、Googleは「Search Console ヘルプ」にて以下のように回答しています。

自分のページを強調スニペットとして設定できますか?

ご自分のページを強調スニペットとして設定することはできません。Googleでは、ユーザーの質問に対する> 回答がページに含まれていることをプログラムで判断し、その結果を強調スニペットとして表示します。

検索結果での強調スニペット - Search Console ヘルプ

残念ながら、明示的に表組みを強調スニペットとして設定する仕組みは現在のところありません。

#表は必ずtableタグでマークアップしておく

強調スニペットがプログラムで自動生成される以上は、クローラーに「表」を「表」として認識してもらう必要性があり、情報を正しく伝える為にtableタグでマークアップしておく必要があります。

divにするのかtableにするのか、、検索結果での表示のされ方から視えるオーガニック流入の成果を考えれば、ここはSEOの運命の分かれ道といっても過言ではありません。

別のケースで表を画像化するなんていうのは、もってのほか!
たまにそのケースも見かけますが、単純に機会損失しているだけです。

強調スニペットは、表組み形式以外にも、リスト形式や文章形式もありますが、リストに関しては、liタグでマークアップすることが重要になってきます。

#最後に

もうお分りですよね?
結局はちゃんと文章構造を理解して、正しいHTMLのマークアップを行なっていれば、SEOに関して何も心配することはありません。

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