2
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Dockerをcockpitで管理する

Posted at

はじめに

 Docker初心者にとってdockerのイメージをインストールしたりコンテナを起動したりするのはめんどk・・・難しいことです。
 そこでcockpitで少しでも簡単にdockerを使えないかとするのが今回の記事です

cockpitとは!

 LinuxをWebインターフェースで監視、管理することの出来るシステムです。
 初期段階ではCPUやメモリ使用量をグラフで可視化してくれたり、エラーログなどログを確認できたり、ネットワークの接続状況だとかファイアウォールの設定だとかを確認できたり、アカウント管理・サービス管理がGUI的に出来たりします。
 他追加機能はアドオンをインストールすることで出来ます。

Dockerとは!

 開発環境を簡単に構築、配布しやすいことで有名なプラットフォームです。
 コンテナ型と呼ばれる仮想環境をDocker Engine上で立ち上げて、コンテナとコンテナをネットワークで繋ぎ合わせることで理想的な開発環境を作っていきます。
 

環境

2022/05/07
・Linux CentOS7
・cockpit 195.12.
・Docker 1.13.1

インストール方法

cockpitのインストール

sudo yum -y install cockpit

Dockerのインストール

 cockpitでDockerコンテナをいじるための。

sudo yum install -y cockpit-docker

使い方

 cockpitのサービスをスタートさせます。

sudo systemctl start cockpit

 サーバーが再起動してもcockpitが再起動できるよう恒久的な設定にします。

sudo systemctl enable cockpit.socket

 cockpitのポートは9090なのでファイアウォールのポートを開けてリロード。

firewall-cmd --add-port=9090/tcp --permanent
firewall-cmd --reload

 サーバーのIPかドメイン名+ポートの9090でURLを書きます。

https://8.8.8.8:9090

 アクセスして次の画面が出てきたらcockpitはちゃんとインストールされているということですね。

image.png

 CentOS7に追加してるユーザーかrootをユーザー名に。
 パスワードはパスワード。

 ログイン出来ればコンテナタブをクリック。

image.png

 Dockerの起動をすれば次のような画面になります。

image.png

イメージのインストールとコンテナの起動

 新規イメージの取得をクリック。
 今回は適当にnode.jsでもインストールしてみましょう。
image.png

 一番上のnodeをクリックしてダウンロードしましょう。
 インストールが出来れば次のようになります。

image.png

 docker.io/node:latestをクリックすれば次の画面になります。

image.png

 右上にある実行をクリック。

image.png

 コンテナー名はいつもランダムで出てきます。
 実行をクリック。

image.png

 コンテナーにコンテナー名で設定した名前が出てきます。
 これをクリック。

image.png

 下のターミナルを一回Enterしてみて>が出ればテストしてみましょう。

console.log('test');

image.png

 途中でナンカヨクワカンナイヤツが割り込んできますが、気にせず打ち込んでみればちゃんと出力されています。node.jsのコンテナはきちんと起動しましたね。

最後に

 Dockerイメージのインストールとコンテナの起動には便利なのですが、Docker-composeみたいなネットワーク構築が何かしら便利になる機能はなかったりします。とっても残念!
 ですが、何だか統合的な開発環境を用意するのに便利そうなImage Builderというものを見つけたので、今度はそれを試してみようと思います。

2
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?