概要
- 自分のMACで久々にIJUtilitiesを起動しようとしたら、起動ができなかったので、その原因と解決方法について、備忘録がてら記載。
環境
- macOS Sequoia(15.4.1)
- Intel MAC
事象
いつも通り、公式サイトからver1.1.0 d1のIntelMAC版のファイルをダウンロード。
いつもの事だと思い、設定画面を見るとやはり、開くボタンが表示されてた
このまま開くを押せば、開くでしょう。っと思って
しばらく待つが・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
起動しない。。
Dockのアイコンも揺れなくなった。。
AIとかに聞いてみたら、解決方法を教えてくれた。。
解決策
.appを再署名をして、検疫フラグを削除すれば、解決できる模様
- 実際のコマンドはこちら
1. .appを署名する
codesign --force --deep --sign - /Users/[ユーザ名]/[ダウンロードしたディレクトリ]/IJUtilitiesIntelMac64\ 2/IJUtilities.app
◾️意味:
--force → 署名を上書き
--deep → 中のバイナリ・ライブラリも全部まとめて
--sign - → ローカル署名(自己署名、開発者ID不要)
2. 検疫フラグを削除する
xattr -rc /Users/[ユーザ名]/[ダウンロードしたディレクトリ]/IJUtilitiesIntelMac64\IJUtilities.app
意味:
ダウンロードされたファイル特有の「安全確認マーク(quarantine)」を外す
Finderからのダブルクリック起動が許可されるようになる
これを実行後、再びIJUtilitiesを起動すると....
バージョン画面出てきて・・・
原因
普段(セキュリティ設定から開けるパターン)は「Gatekeeper」によるブロック解除の流れらしい。
これは、検疫フラグ(Webからダウンロード時等)だけ付いている時に通用する方法。
今回開けなかった理由は
「検疫フラグ+署名なし+壊れてる可能性あり」
とmacOSに判断された可能性がある。
(たとえば、古い形式とか、内部的にMac用バイナリじゃないと認識されたとか)
このレベルになると、
セキュリティ設定に「開く」ボタンが出ても、
実際は開こうとするとエラー(error -128)になって、開けなかった模様。
まとめると
いつもの「セキュリティから開く」は、Gatekeeperレベルのチェック解除だけ
今回はさらにMacの実行時安全性チェック(Runtime Security)に引っかかってたから、手動で署名&検疫フラグ解除しないとダメだった
ってことらしい
最近は不明点や分からないことはAIが教えてくれるとても便利な世の中になったと感じる!
是非みなさんもAIを活用して、効率よく解決してみてください〜!
そして、自分がやりたいこと、作りたい物をもっともっと素早く作れるようになったらよいなと思いますー🙏