2020年11月7日(土)に行われたG検定にめでたく一発合格を果たしました。
受験料は12,000円なので絶対落とせない試験だったのでホッとしてます。
本記事では、「G検定って簡単で余裕」だとほざいている過去の私のようなあなたのために試験に挑むにあたり注意すべき点と勉強方法についてご紹介していきます。
まず大事なことを最初に言います。G検定の問題は 「難しい」 です。
筆者のスペック
- IT企業勤務(6年目)
- ビジネスデベロッパー
G検定の概要
以下HPを参考しました。
ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する。
実施概要
- 試験時間:120分
- 知識問題(多肢選択式・220問程度)
- オンライン実施(自宅受験)
注意点
- 試験中にWebブラウザで検索することは許可されています。
- 120分で約220問を解く必要があるため、検索できる時間は限られます。正直一問ごとに検索していたら最後まで解き終わりません
- 問題は「難しい」です、公式テストの内容は2割出るかどうかです。私の場合、直近の法律関係の問題が5割以上出た感覚です。(合格率は50~60%ですが、問題の正答率は高くないと思います。おそらくボーダー調整を行っていると予想します。)
勉強法
上記注意点を踏まえて勉強を書いていきます。
私は仕事で普段機械学習エンジニアリングをやっていますが、それでもG検定で出てくる問題は非常に難しく感じました。
正直機械学習を多少やっていても、基礎から勉強をすることをお勧めします。(問題の中でディープラーニングの歴史みたいな問題も出るので)
勉強手順
- 書籍でディープラーニングの基礎知識(歴史・手法・事例)を網羅的に抑える
- 動画で具体的な実装イメージを固める
- 問題集をやってみる
- チートシートを自分で作成する
1.書籍でディープラーニングの基礎知識(歴史・手法・事例)を網羅的に抑える
まずは公式テキストブックを読むことをお勧めします。現状G検定の試験範囲を細かに抑えているテキストは存在しません。ただ1〜2割程度以下の定番テキストから出る問題があったので、ディープラーニングの歴史・手法・事例を網羅的に抑えましょう。
参考書:G検定公式テキスト
https://www.amazon.co.jp/dp/4798157554/
2. 動画で具体的な実装イメージを固める
上記テキストの中でもディープラーニングの手法・実装についてはなかなかイメージがつかない方もいるかと思います。
その場合は以下の動画が大変おすすめです。一回見るぐらいでOKです。
参考動画:Deep Learning入門 シリーズ
https://www.youtube.com/watch?v=-Dl8s4iufxI&list=PLg1wtJlhfh23pjdFv4p8kOBYyTRvzseZ3
全てを理解することは難しいと思いますので、ざっくりイメージできれば問題ありません。
3. 問題集をやってみる
通称「黒本」呼ばれる問題集をやってみてください。正直この問題集を100%正答できるぐらいにやり込むことをお勧めします。基礎知識が本当についているか確認しましょう。
参考書:徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト 問題集 徹底攻略シリーズ
https://www.amazon.co.jp/dp/B07NDVCN99?tag=g-kentei-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1
ただここで安心しては言えなくてこの時点でようやく3割程度点数が稼げるぐらいだと思います。
4. チートシートを自分で作成する
では、残りの7割をどのようにして点を取っていくかというと「チートシートを自分で作成」してください。
「自分で作ること」がポイントです。
「G検定 チートシート」と調べると、試験対策用のチートシートがたくさん出てくるのですが、他人の作ったものを試験前日に用意すると失敗します。
これは僕のやらかしたことですが、自分が作っていないチートシートを利用すると今検索したい内容が自身のチートシートにあるかどうかの判断で時間を要してしまいます。
予めチートシート内容をある程度把握していれば、すぐにGoogle検索窓から探すべきか、自身のチートシートでCtrl+Fするべきなのか判断できますよね。
僕はチートシートに書かれている内容を把握していなかったので、かなりの時間をロスしてしまい、試験終盤は残りの10問をヤマカンで提出することになりました。。。
まとめ
G検定は合格率が高くても、問題は難しいので油断すると落ちます!!
(G検定はノー勉で行けますと勧める方はだいぶ罪深いと個人的には思ってる。。)