AzureADB2CはBtoCじゃないの?
疑問
開発しているアプリケーションに認証機能を実装しようとしてAzureADB2Cについて調査していた。
AzureADB2Cは企業向けの認証情報管理に使用されているAzureADの対一般顧客向け版で、アプリに対して認証機能や二段階認証・外部のアカウントを使用した認証などを付けることができる。
ところでこのB2Cという名前はなぜB2Cなのだろうか。
BtoCとは「Business to Consumer」の略称で企業対一般顧客向けのサービスやビジネスのことを指す。
そのBtoCのtoが数字の2で表記されている。
toを2と表す英語スラング
toを2と表記するのは英語のスラングである。
単純にtoと2の発音が近しいためであり、toと2以外にも以下のような発音が同じで意味が異なる文字を当てているスラングが多数ある。
for=4
you=U
see=C
まとめ
調べてみるとこのtoを2とする表記はAzureに限らずビジネス全般において使われるB2B(BtoB)、C2C(CtoC)など幅広く使われているようだ。
意味合いとしても特に変わらずtoと発音が似ているため使われている。
社会人になってからアルファベット3文字の略称を何個も見てきて少し嫌になってきていたが、
このような遊び心のある略称は少し楽しい気分になれる。