AzureAppServiceでテストツールを使う際のドメイン検証方法
AzureAppService(Linux)を使用しているアプリに対して、
セキュリティ診断サービスなどのテストツールを使用しようと思いましたが、何やらドメイン検証とやらが必要だそうです。
ドメイン検証方法
AzureAppServiceに限らず、テストツールを使用する場合、自分が保有しているサーバー以外にセキュリティテストや負荷テストを行うことはできません。
(他人が保有するサーバーの情報を入手したり、負荷テストにより高負荷をかけたりできてしまうため)
そのため、ドメイン検証が必要になります。
ドメイン検証には、DNSによる確認とファイルアップロードによる確認の2種類があります。
今回は外部のセキュリティ診断ツールを使用するため、ファイルアップロードを行うことにしました。
ファイルアップロードによる確認
ファイルアップロードによる確認は、指定されたファイルをSCPやFTPで検証を行いたいWebサーバーのroot直下にアップロードすることにより、ドメインの所有権を確認します。
今回検証を行いたいAppServiceのLinuxサーバーの場合は、wwwroot直下(もしくはアプリ上でroot直下のアクセス先を指定している場合はそのフォルダ)にアップロードする必要があります。
VScodeのデプロイを使用したファイルアップロード
SCPやFTPでファイルをアップロードするのが一般的ですが、面倒なので検証用のファイルを含めたアプリをそのままデプロイすることにしました。
VScodeでAzureAppServiceにデプロイを行うには、AzureTools等の拡張機能を使うのが簡単です。
デプロイを行うディレクトリの直下に検証用ファイルをコピーした状態でデプロイを行うことで、
対象のサーバーに検証用ファイルをセットすることができます。