はじめに
この記事はペライチアドベントカレンダーの21日目の記事です。
はじめまして、ペライチでサーバーサイドエンジニアをしている木村です。
ペライチには2021年4月に入社しまして、早いもので8ヶ月が過ぎました。
コロナ禍での転職には一抹の不安があったものの、実際に入社してみると割とすんなりと馴染むことができたように思います。
リモートワーク下でもチームでの生産性と心理的安全性を高めることに重きを置いた文化となっています。
との記述がありますが、これもフルリモート下でもすんなり馴染むことができた一因ではないでしょうか。
この記事では実際にペライチにおける心理的安全性が本当に高いのかどうか、入社してからを振り返りながらできるだけ忖度少なめに解説してみます。
ペライチの心理的安全性は本当に高いの?
心理的安全性を提唱したエドモンソン教授による、組織の心理的安全性を測る7つの質問に答える形で見ていきましょう。
①チームの中でミスをすると、よく非難される(If you make a mistake on this team, it is often held against you.)
入社して8ヶ月、幸いまだ大きなミスはしていない(はず)です。
もちろん、他の人がミスによって非難されているところも見たことがないです。
やらかしたな〜と思ったことといえば、自分のタスク消化が間に合わずにスクラムのスプリントゴールが達成できなかったときでしょうか。
このときにも特に非難などはされず、その後の振り返りでは同じ失敗を繰り返さないよう他メンバーから意見をもらえたりしました。
ちなみに、所属するチームではスクラムイベント後に毎回YWT(やったこと・わかったこと・次にやること)で振り返りを実施しています。
②チームのメンバーは、課題や難しい問題を指摘し合える(Members of this team are able to bring up problems and tough issues.)
打ち合わせやslackで指摘しあえていると思います。
それによってより良いものをつくろうとする文化がペライチの気に入っているところです。
あまり関係ないかもですが、コードレビューもとても活発(過去に勤めた会社比)で、指摘を多くもらえてうれしいです。
③チームのメンバーは、自分と異なることを理由に他者を拒絶することがある(People on this team sometimes reject others for being different.)
過去に勤めたことのある会社だと、雇用形態の違いでコミュニケーションのとりかたに差を感じることもありましたが、業務委託の方も多く所属しているペライチではそれを感じたことがないです。
ここは入社してみて良いなと思った点のかなり上位ですね〜(設問の意図とずれてるような気もしますが)
④チームに対して、リスクが考えられるアクションを取っても安心感がある(It is safe to take a risk on this team.)
難しいことにチャレンジできる環境で、それによって考えられるリスクは許容してもらえそうです。
ちょうど今進めているプロジェクトでは、サーバーサイドエンジニアがフロントエンド(Vue.js)の実装にチャレンジさせてもらっているところです。
慣れていないことから遅延が発生する可能性が高かったですが、適切にフォローもしてもらえて安心して進めることができています。
⑤チームの他のメンバーに助けを求めることは難しい(It is difficult to ask other members of this team for help.)
ペライチではメンバー持ち回りで問い合わせ対応を担当しているのですが、よく知らない箇所だと調査に時間がかかってしまうため詳しい人に質問している場面をよく見かけます。
自分もペライチ決済まわりのドメイン知識に乏しいためよく助けを求めており、快く対応いただけて助かっています。
⑥チームのメンバーは誰も、他人の仕事を意図的におとしめるような行動をしない(No one on this team would deliberately act in a way that undermines my efforts.)
これはもちろん見たことがないですね〜
そんな人がいたら8ヶ月も働ける自信がないです・・・
⑦現在のチームで業務を進める際、自分のスキルが発揮されていると感じる(Working with members of this team, my unique skills and talents are valued and utilized.)
SaaS型のプロダクトを提供している会社は初めてではないため、入社前にはそのノウハウをうまいこと活かすことができるのではないかと考えていました。
しかしながら、勘所などは共通しているところが多いものの、充分に活かしきれていないような気もしています。
使用していたフレームワークは異なりますが、PHP歴は長いので開発においてはスキルを発揮できていそうです。
ペライチのソフトウェア品質を向上するための施策(テスト整備の旗振りなど)を任せていただいており、やりがいと共にほどよいプレッシャーもあります。
さいごに
ペライチの心理的安全性は本当に高そうだと思っていただけたでしょうか。
また、少しでもペライチ開発チームの雰囲気的なところが伝われば幸いです。
本当は技術的なネタを書きたかったのですが、なぜか担当の日を勘違いしていてサクッと書ける内容に切り替えさせていただきました。
技術ネタはよく温めた後に公開していければと思います。