車両のセキュリティの本を読んでいたら出てきた単語をまとめる。
参考文献:「カーハッカーズ・ハンドブック」
携帯電話回線
最近の自動車は携帯電話回線で情報を送受信する。その結果、内部の車載ネットワークにアクセスされる可能性がある。
また、通信の盗聴の恐れもある。
Wi-Fi
基本的に携帯電話回線を使用した際の脅威と似た感じ。
キーフォブ(key fob)
スマートキーシステムの鍵のこと。不正なキーフォブリクエストを送信して、イモビライザ(自動車盗難防止システム)を異常状態にすることができる。こうすると、エンジンがかけられなくなる。また、キーフォブ信号をジャミングすることで、鍵を使用できない状態にできる。アルゴリズムが解読されれば、鍵を複製されてしまう。
タイヤ空気圧監視センサ(TPMS: Tire Pressure Monitoring System)
タイヤの空気圧を監視するセンサ。この部分を悪用されると、パンクの通知などがめちゃくちゃになる。
USB
USBポートに接続することで色々な悪さができる。
例えば、マルウェアのインストールなど。
CAN(Controller Area Network)
CANバス接続を悪用されると、キーなしで車両の始動が可能となるらしい。