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【Linux】LVMについて

Last updated at Posted at 2023-05-04

はじめに

 Linuxの記事を書こうと思った経緯としては、LPIC-1を取得、LPIC201を合格し、これからLPIC202を受験しようとする中でアウトプットの大切に気づき、特に重要な内容についてQiitaを使いまとめていこうと思いました。今後としては、LVMやApache2などの知識と実際にVirutual Boxでの環境構築の記事を挙げていこうと考えています。

LVMとは何か。

 まず、LVMとはLogical Volume Managerの略であります。複数のハードディスクやパーティションを、単一の仮想的な論理ボリューム(LV)にまとめることができます。この仮想的な論理ボリュームは、必要に応じて分割、拡張、縮小することができる。

メリット

 LVMを使用することで、ストレージの使用率を最適化し、ストレージ管理を柔軟かつ効率的に行うことができます。また、複数の物理的なハードディスクやパーティションを単一の仮想的な論理ボリュームにまとめることにより、ディスク管理が簡素化され、管理作業の効率性が向上します。

LVMで知っておくべき最低限の用語

1. 物理ボリューム (Physical Volume, PV):物理ボリュームは、LVMで使用される物理的なストレージデバイスを表します。通常、ハードディスクやパーティションが物理ボリュームとして使用されます。

2. ボリュームグループ (Volume Group, VG):ボリュームグループは、複数の物理ボリュームをまとめて作成される仮想的な論理グループです。

3. 論理ボリューム (Logical Volume, LV):論理ボリュームは、ボリュームグループ内で作成される仮想的な論理デバイスです。論理ボリュームは、パーティションのように使用でき、ファイルシステムを作成することができます。

4. ボリュームグループの拡張 (Volume Group Extension):物理ボリュームをボリュームグループに追加することにより、ボリュームグループの容量を拡張することができます。

5. ファイルシステム(File system, fs):データを保存することの仕組みであり、ファイルシステムを使用することで、ユーザーはデータを管理し、アプリケーションが必要とするデータを効率的にアクセスすることができます。代表的なファイルシステムとしては、WindowsでのNTFS、Linuxでのext4、XFSなどがあります。

おわりに

 次の記事では実際に仮想環境でLVMを触っていこうと思います。

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