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AWSコンソールへの多要素認証方法について

Last updated at Posted at 2022-05-28

多要素認証とは

一般的なユーザID、パスワード以外の第三の情報と合わせて認証する仕組み。
詳しくはこちらを参照

AWSコンソールのユーザについて

AWSコンソールの管理ユーザの位置づけには以下の二つがある
 ・ルートユーザ:
   文字通り、root権限を持った最上位のユーザアカウント

 ・IAMユーザ
   ルートユーザが作成した運用上の管理者アカウント

IAMユーザ権限で基本的な作業を行い、何か問題があったり、IAMユーザの権限を操作したい場合にルートユーザを利用する環境が望ましい。

ルートユーザはAWS契約をするときのメールアドレス、パスワードでログイン可能なため、まずはIAMユーザの作成について記載。

IAMユーザの作成

 詳細な手順はこちらを参照
作成イメージは以下の通り
  ①ユーザを作成
  ②作成したユーザに対してロールを割り当てる
   ※ロールは既存のロールでも自分で作成しても問題ない
    ここでは自分で作成してイメージをつかむ。
  ③ロールを作成し、何を許可したいかポリシーを決める
   ロールとポリシーの関係は以下のイメージ
   ロールとポリシー.png

AmazonSSMManagedInstanceCoreについて

上記のポリシーを許可することで、ざっくりEC2とS3にはフル機能を操作できる

作成したIAMユーザを多要素認証(MFA)できるようにする

IAMダッシュボードを開くと以下のような画面が表示されているはずだ。
筆者は既にrootユーザに対してMFA化しているため、rootユーザにはエラーは表示されていないIAMダッシュボード.png

ここではスマートフォンのアプリ(Google)を第三の認証情報として記載する
①Google Authenticatorをスマホにインストール
②"MFAを追加"→"MFAデバイスの割り当て"→"QRコードの表示"をクリック
③Google Authenticatorを起動し、QRコードを読み取る
④スマホの画面上に、ランダムな6つの数字が表示される
⑤その数字をMFAコード1と、MFAコード2に入力する
 ※MFAコード2には30秒後の別のランダムな数字6桁を入力する
⑥MFA割り当てで完了

これで、AWSコンソールログイン時にユーザID、パスワード、自分のスマホの6桁の数字という3つの要素で認証できるようになる。
IAMダッシュボード2.png

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