アジェンダ
基本的なURLについての用語を備忘録的にまとめます。
URLとは
URL(Uniform Resource Locator)は、ウェブ上のリソース(ウェブページ、画像、動画など)の場所を指定するアドレスのことです。インターネットブラウザがリソースを取得するために使われます。
URLの書式
URLは以下の形式で構成されます:
プロトコル://ホスト名(ドメイン)/パス?クエリ#フラグメント
- プロトコル: リソースへアクセスするための方法を指定します(例: HTTP, HTTPS)。
- ホスト名(ドメイン): リソースが存在するサーバーの場所を指定します(例: www.example.com)。
- パス: サーバー内でリソースがどこにあるかを示します。
-
クエリ: リクエストに追加の情報を提供します(例:
?id=123
)。 -
フラグメント: 特定のページ内の部分を指定します(例:
#section
)。
ドメイン、サイト、オリジン
-
ドメイン: ウェブサイトが存在するサーバーを特定する名前です。例として
example.com
は1つのドメインです。 - サイト: ドメイン内で公開されているウェブページやリソースの集合体です。
- オリジン: プロトコル、ドメイン、ポート番号の組み合わせで、あるウェブリソースのセキュリティコンテキストを表します。
クロスオリジンアクセス
クロスオリジンアクセスとは、1つのオリジンから別のオリジンにあるリソースへアクセスすることです。セキュリティ上の理由から、ブラウザは異なるオリジン間でのリソース共有を制限しますが、CORS(Cross-Origin Resource Sharing)ヘッダーを使用することで、これを許可できます。