アジェンダ
以下に、CSSセレクタのさまざまな設定方法とそのコード例をまとめます。
基本的なセレクタ
タグセレクタ:特定のHTMLタグにスタイルを適用します。
p {
color: blue;
}
クラスセレクタ: .クラス名
の形式で、HTMLのclass属性に一致する要素にスタイルを適用します。
.button {
background-color: red;
}
IDセレクタ: #ID名
の形式で、HTMLのid属性に一致する要素にスタイルを適用します。
#header {
height: 100px;
}
複数セレクタの適用: カンマで区切ることで、複数のセレクタに同じスタイルを適用。
h1, h2, h3 {
font-family: Arial, sans-serif;
}
CSSで複数のclass名を指定: カンマ、半角スペース、または繋げて記述することで、複数のclass名を指定します。
.text.large {
font-size: 24px;
}
関係セレクタ
子孫セレクタ: 親セレクタ 子セレクタ
の形式で、特定の親要素の下にある子要素にスタイルを適用します。
article p {
font-size: 16px;
}
子セレクタ: 親セレクタ > 子セレクタ
の形式で、直接の子要素のみにスタイルを適用します。
ul > li {
list-style-type: square;
}
隣接兄弟セレクタ: セレクタ1 + セレクタ2
の形式で、セレクタ1の直後にあるセレクタ2にスタイルを適用します。
h2 + p {
margin-top: 10px;
}
一般兄弟セレクタ: セレクタ1 ~ セレクタ2
の形式で、セレクタ1の後にあるすべてのセレクタ2にスタイルを適用します。
h2 ~ p {
color: gray;
}
擬似クラス
擬似クラス: :擬似クラス名
の形式で、特定の状態や位置にある要素にスタイルを適用します。
以下にいくつか例をあげます。
:hover
: 要素にマウスカーソルが乗ったときにスタイルを適用。
a:hover {
text-decoration: underline;
}
:nth-child()
: 子要素の中での位置に基づいて要素を選択。
li:nth-child(odd) {
background-color: lightgray;
}
:nth-of-type()
: 特定のタイプの子要素の中での位置に基づいて要素を選択。
p:nth-of-type(2) {
font-weight: bold;
}
擬似要素
擬似要素: 擬似要素は、実際にはDOMに存在しない要素を表現するためのセレクタです。
::before
: 要素の内容の前にコンテンツを追加。
p::before {
content: "開始";
}
::after
: 要素の内容の後にコンテンツを追加。
p::after {
content: "終了";
}
属性セレクタ
属性セレクタ: [属性]
の形式で、特定の属性を持つ要素にスタイルを適用します。
input[type="text"] {
border: 1px solid black;
}