概要
Goがどういったプログラミング言語なのか、初学者向けに、なるべくわかりやすくまとめるよう努め記述させて頂きます。
Goの特徴
高水準言語
高水準言語とは、人間が理解しやすい言語を指します。Python, C/C++, Javaなども高水準言語の一例です。もちろん、高水準言語の反対である低水準言語もあり、これには機械語やアセンブリ言語が含まれます。
人間が理解しやすい言語
静的型付け言語
静的型付け言語とは、変数の型を事前に宣言する必要がある言語を指します。Goは実行前に型をチェックします。他の静的型付け言語としては、C/C++, C#, Javaなどがあります。
変数の型を事前に宣言する言語
波括弧による文のグルーピング
Goでは文のグルーピングは波括弧 {} で行われます。これは、例えばPythonのようにインデントを使用しないということを意味します。
文のグルーピングは波括弧で行われる
パッケージシステムによる再利用
Goでは、よく使う処理や型を整理、管理したいときに、パッケージシステムを利用することで汎用性のあるコードを再利用することが可能です。
汎用性のあるコードを再利用できる
コンパイラ型言語
コンパイラ型言語とは、ソースコードを一度機械語に変換し、その後その機械語のプログラムを実行する方式のことを指します。そのため、Goでは事前にコンパイルが必要です。反対に、PythonやRubyのようなインタープリタ型言語はプログラムの命令を一つずつ解釈しながら実行します。
コンパイラ型言語の利点としては、プログラムが一度コンパイルされると高速に実行できるという点があります。一方で、コードの変更を反映させるためには都度コンパイルを行う必要があります。
- コンパイルが必要
- 一度コンパイルすると高速に実行できる