概要
Gitを使用する際、新しいプロジェクトを始める時に、リモートリポジトリの基本的な操作について、2パターン簡単に記述致します。
プロジェクトのクローン
まず始めに、既存のリモートプロジェクトに参加したい場合や、リモートリポジトリの内容をローカルにコピーする場合は、git clone
コマンドを使用します。
git clone <リモートリポジトリのURL>
このコマンドを実行すると、リモートリポジトリの全てのファイル、履歴、ブランチ等がローカルマシンにコピーされます。
このコマンドの使用例:
新しいプロジェクトに参加する際や、リモートプロジェクトのバックアップを作成する際など。
ローカルリポジトリからプッシュ
一方、ローカルリポジトリに先にプロジェクトが存在してしまっている場合は、まずリモートリポジトリを作成し、git remote add
コマンドを使用します。
git remote add origin <リモートリポジトリのURL>
origin
はリモートリポジトリのショートカット名で、通常は原点や出発点を意味するorigin
が使われます。そして、<リモートリポジトリのURL>
はそのリモートリポジトリのURLです。
そして、以下のコマンドを続けます。
git add .
git commit -m "Initial commit"
git push origin main
これにより、ローカルリポジトリのmain
ブランチの内容がorigin
(先程設定したリモートリポジトリ)に反映されます。
このコマンドの使用例:
ローカルリポジトリに先にプロジェクトが存在してしまっている場合。