Diverse Advent Calendar 2018の3日目です
前回は @k-motoyan さんのGoで環境変数を読み込んでバイナリに埋め込むでした。
問題意識から、ツールを作って公開するまでが記事になっています。
ツール公開までする姿勢を私も見習っていきたいです。
さて、株式会社Diverseでは、Diverse PodcastというPodcast番組を配信しています。
配信開始から半年ほど経ったので、どのようにしてこの番組を企画/収録/配信しているのかをご紹介したいと思います。
効能
まず、会社がPodcast配信をしてどんな意味があるのでしょうか?
こうした取り組みをすることで社内に生じた(と思う)効果をご紹介します。
採用面接などの時に会社の雰囲気をわかった上で来てくださる方が多くなった
2018年12月現在、弊社は絶賛エンジニアを募集中です。
採用面接や、いわゆるカジュアル面談の際に、すでに弊社について調べてきてくださる方が多く、Podcastを聴いてくださっている、という方もいらっしゃいました。
「社内の事情と、社員の雰囲気がわかった」「面白い取り組み」とコメントをいただくこともあり、ありがたい限りです。
司会業スキルが身につく
(複数回収録している私だけかもですが)こうした番組の司会というのは意外と考えることが多くあります。
- 誰からどんなエピソードを聞きだしたら面白いか、会社のPRにつながるか
- どうやったらエピソードを楽しく話してもらえるか
- どうしたら聴いてもらいやすいテンションに持っていけるか
- どうしたら属人化させずに番組を継続できるか
こうした司会業スキルが身につくと、ぶっちゃけモテます1。
同僚社員のみなさまの力を借りながらですが、こうしたことを考えて解決していく機会を経験できます。
心構え
Diverse Podcastは不定期更新で、ぶっちゃけ音質もあまり気にしていません。
なぜなら、 収録をがんばらない を基本方針にしているためです。
このPodcast番組は、普段表に出てこない、社員のしていること、普段の雰囲気、何を考えているのか、などを外から見えるようにすることを目的としています。
会社の中を外から見えるようにするためには、見えるようにし続けることが大切です。
そんななか、月イチ更新のノルマがあったり、ノイズキャンセリングやイコライジングを頑張ったり、余計な音が入り込まないように気を遣いまくっていたら疲れて、続けるどころではなくなってしまいますよね。
そのため、Diverse Podcastでは、基本的に無編集で公開しています。
初めは私が収録担当という形になっていましたが、今では @imaizume さんも独自に収録を行ってくださるようになって、私の手を離れてきたかなと思っています。
技術
上記のような心構えなので、全然難しいことはしていません。
収録マニュアル
誰でも収録から公開までできるように、Diverse Podcastは収録マニュアルを用意しています。
だいたい以下のことがまとまっているので、あとはネタと話したい人がいれば、誰でも収録できます。
- 機材の場所
- 収録場所
- 収録の前に話者同士で共有しておくこと
- 番組のだいたいの流れ
- 録音方法
- 公開方法
あと、どの社員に何を聞いたら面白そうか、といったネタ帳も用意しています。
録音
2018年12月初旬現在、マイクにはYAMAHAのYVC-300を、サンプリングと編集にはAudacityを使用しています。
YVC-300は一台で複数人の会話を収録できるので便利です。
が、声量の大きい人の声を拾うと他の人の声を拾ってくれない、声の高い人の声(特に女性の声)を拾ってくれない、など問題があるので他のマイクへの乗り換えを検討しています。
良いマイク情報があれば、ぜひコメントをください
サイト
r7kamuraさんのYattecastを使用しています。
サーバーはGithub Pagesではなく、後述の別のものを使用しているため、それに合わせて多少改造しています。
リポジトリは公開していますので、ご自由にご覧ください。
配信サーバー
Netlifyを使用しています。
Diverse PodcastではエピソードごとにPRを作成する運用にしているのですが、NetlifyはPRのブランチごとに一時的なサイトURLを用意してくれるため、プレビューが簡単にできて助かっています。
あと転送も早いのですぐに聴けて便利。
Diverseでは今後も情報発信の機会を設けて、社内的には外部発信慣れの促進を、社外的には会社について知ってもらうことを促進していきます\\ ٩( 'ω' )و //
明日も @k-motoyan さんが担当してくださる予定です!
楽しみ!!
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懇親会などで話が弾むの意(意中の人にモテるかどうかはわかりません) ↩