オブジェクトとは
まずはざっくりと
ざっくり言うと,性質と機能を持っている物で,複数のデータを一つにまとめるために使うデータです.
その性質をプロパティ,機能をメソッドといい下の表のようになります.
名前 | 説明 |
---|---|
プロパティ | オブジェクトの状態を表す |
メソッド | オブジェクトができる機能,関数 |
JavaScriptで扱うオブジェクトにはdocumentオブジェクトやwindowオブジェクトがあります.
他の言語で言うクラスみたいな解釈なんだけどあってるのかな?
このオブジェクトを使って文字を置き換えたり,アラートをだしたりなんやかんやします.
オブジェクトの初期化
オブジェクトの初期化をするときはnew演算子を使います.
このnew演算子でオブジェクトを初期化することで元となるオブジェクトのコピーを生成でき,晴れてオブジェクトが使用できるようになります.やったね.
それっぽく言うと,オブジェクトのインスタンスを生成するってやつですかね.
まぁだいたい下の感じで生成します.
var お名前 = new オブジェクト名();
こうしてオブジェクトを生成することでそのオブジェクトのプロパティ(性質)を参照したり,メソッド(機能)を使用できます.下のような感じで
お名前.プロパティ名
お名前.メソッド名(引数);
初期化の可否
オブジェクトには初期化するものとしないものがあります.
区別は下の通りです.
初期化する | 複数のオブジェクトを作れる |
---|---|
初期化しない | 複数のオブジェクトをつくれない |
ちなみに,windowオブジェクトはブラウザウィンドを指しており,documentオブジェクトは表示しているhtmlそのものを指し,どれも1つしかので初期化はいりません.
イベント
リンクやボタンをクリックしたり,ページの読み込みが完了したときなどに発生するのがイベントです.
このイベントが発生したタイミングで処理をすることで自分がやりたいことができます.
イベントが発生したときに処理をするためにはイベント属性にファンクションを代入し,そこに処理を書きます.だいたい次のような感じです.
オブジェクト.イベント属性 = function(){
ここに処理を書く
};
どんなイベント属性があるかはこちらを参考にしてください.