去年のロボカップの振り返りを途中で放置していたことを思い出したので供養しておきます。
ロボカップが終わったよ
RCJJ2023 Japan Openのレスキューラインに参加しました。形ある結果が残せたのでそこそこ満足です。
高校でのロボコン生活全体を振り返ってみます。
技術的な話はまたどこかで。
効率よく技術を高めるには
_人人人人人人人人人人人人人人_
> 他のチームを研究しよう!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
とにかく1にも2にも他のチームを研究するのが1番です。
これをするだけで、今まで思いつかなかったアイデアがたくさん入ってきます。
ロボカップの精神に
ロボカップの世界競技会の精神は、どのような技術開発やカリキュラム開発成果も、競技終了後、他の参加者に共有されるべきということである。こうした情報の共有は、教育構想としてのロボカップジュニアの使命をさらに推し進めるものである。
とあるように他のチームを研究することは公式が推奨していることです。※丸パクリはだめだよ
例えば、ホームページには過去の全国大会出場チームのポスターやドキュメントが公開されています。それだけでなくXTwitterなどで先人たちが自分の技術を発信していたりします。それらを最大限吸収することが進化する最短ルートだと考えています。
お金の話
大会には様々な種類のロボットが出場しています。それと同時に「金かかってんなー」と思うチームもたくさんあります。
ロボカップにおいて、資金が潤沢であるか否かがチームの強さに影響するか。これは人によってかなり意見が違ってくる話だと思います。
私個人の意見として、資金と強さの関係を一切否定することはできません。
資金が潤沢でなくても強いロボットを作れるのは事実でしょう。ですが、資金が潤沢でより優れた部品を扱えるチームがで有利になる面がることもまた事実だと思います。
そもそも、ロボカップのレスキューラインで多く使わてれいるEV3やSPIKE Primeでさえも5万円を優に超える高級品なのです。WROのように部品をLEGOに限定すればよいとも言い切れません。他のロボットキットも1万円を超えるものが多いです。個人で参加するのに敷居が高いのは事実だと思います。サッカーとメイズは次元が違うので知りません
早い話何が言いたいかというと、なにかロボコン系のことをしたいのなら、ロボコンに出ている学校に進学するのが1番安上がりな気がします。あとは予算をめぐって生徒会ないし先生ないしとバトりましょう。生徒会を兼ねている人が身内にいると予算の話で何かと融通が利くよ
ロボット教室は...通ったことがないので何とも言えません。
チーム競技でなかった
先に言っておくとこれは誰が悪いといった話ではないです。
私にもチームメイトがいたわけですが、実際には私が1人でハードからソフト、ポスターまでほぼすべてのことをしていました。
そうなってしまった原因は大会に対する温度差なのかなと思っています。
はじめは技術的なレベルに大きな差はありませんでした。しかし熱量の差によって知識的、技術的なギャップがだんだん生まれてきます。
ここでチームマネジメント能力がある人はそのギャップを埋めようとするのでしょうが、当時の私にはできませんでした。そしてギャップだけが広がり続け、お互い歩調を合わせることを諦めてしまった結果、ソロプレイなチームになってしまいました。結局は私が独善的すぎたということです。
似たような現象は後輩のチームでも見られました。
では、こうした現象を防ぐためにはどうすべきだったのか、4つの選択肢が合ったと思います。
-
そもそも同じくらいの熱量を持った人(もしくは頭のいい人)とチームを組む。
これができれば苦労はしないという話ですね。私の実体験でも優秀な人達と組んだときには様々なことを協力して進めることができたので、チームメイトを見極めるのも1つの選択肢かもしれません。 -
チームメイトにも同じくらいの熱量を持ってもらう。
これに関しては、私もそうやってすればいいのかわかりません。ですが、スタートで差があっても努力次第ですぐに埋まるので、すでに差が開いてしまっていても有効だと思います。 -
情報・知識の共有を徹底して歩調を合わせる。
上のことが若干、前提条件になってきますが、これ以上のギャップを作らないためにもお互いのやっていることを理解するのは大切だと思います。 -
熱量の差があることは前提で、できる限り協力する。
あまりにもアバウトですが、最も現実的なのはこれかなと思います。
こういった問題は「チーム 温度差」あたりで検索すれば「共通認識を持つ」とか「信頼関係を...」とか色んな意見が出てきます。もし同じような悩みがある方はそちらを参考にしてみるといいかもしれません。
↓メイズで優勝した方のブログが参考になると思います。
さいごに
この大会をもって、私が高校の部活で出る大会はすべて終了しました。これからは大学受験です。少なくとも今後1年以上はロボットに触れることができなくなります。
私が今通っている高校に進学した理由の一つが、コンピューター部でロボットを作っているのが楽しそうだった、ということでした。中学の頃の自分に「〇〇高校(私が通っている高校)に行きな」って背中を押せるぐらいに、楽しく貴重な経験をすることができたと思います。顧問やチームメイト、先輩、後輩に感謝です。
大学生になってからもロボカップないしロボコンないし、なにかそういった活動はしていきたいと思っています。なんなら社会人になってもやっていきたいですね笑。それぐらい楽しかったです。
P.S.
これを書いたのが23年の4月ごろ、もう11月の末になってしまいました。
大学はRCJJとWRO、課題研究の実績を全面に押し出してなんとか合格をつかむことができました。共テの勉強にも身が入りづらいビミョーな時間を過ごしております。
RCJJはエントリーの締め切りが合格発表よりも早かったので参加できませんでした。🥺
ローカルな○○オープン系の大会にはまだ参加できるはずなのでそこに向けて最後の1台を作っていこうと思います。