npmとは
npm(Node Package Manager)は、JavaScriptのパッケージ管理ツールです。ライブラリのインストールや更新、スクリプトの実行を簡単に行うことができます。
パッケージとは
パッケージとは、特定の機能を提供する便利なツールやライブラリの集合体です。JavaScriptの開発では、必要な機能を持つパッケージをインストールして利用します。
例えば、以下のようなパッケージがあります。
-
react
:Reactフレームワークのコアライブラリ -
jest
:テストを実行するためのツール
npmを使うことで、これらのパッケージを簡単に管理できます。
npmを実行してみよう
npmを実際に使ってみることで、どのように動作するのかを確認できます。
1. npmのバージョンを確認する
まずは、npmがインストールされているか確認しましょう。
npm -v
このコマンドを実行すると、npmのバージョンが表示されます。
2. プロジェクトの初期化
新しいプロジェクトでnpmを使う場合、package.json
を作成します。
npm init -y
このコマンドを実行すると、デフォルトの設定で package.json
が生成されます。
3. パッケージをインストールする
試しに jest
というテストフレームワークをインストールしてみます。
npm install --save-dev jest
インストールが成功すると、node_modules
フォルダが作成され、package.json
に依存関係が追加されます。
4. インストールしたパッケージを使う
次に、Jestを使ったシンプルなテストを実行してみます。
test.js
を作成し、以下のようにテストを書きます。
describe("Sample Test", () => {
it("should return true", () => {
expect(true).toBe(true);
});
});
テストを実行するには、以下のコマンドを使います。
npm test
これで、Jestを使った基本的なテストの実行ができます。
5. パッケージのアンインストール
不要になったパッケージを削除する場合は、以下のコマンドを実行します。
npm uninstall jest
これで、npmの基本的な操作を試すことができます。
まとめ
- npmはJavaScriptのパッケージ管理ツール
- 環境構築が簡単になる(
npm install
でセットアップ) - 依存関係やバージョンを適切に管理できる
-
npm run
でスクリプトを簡単に実行できる - 不要なパッケージを整理できる
- 環境構築が簡単になる(