HueのRemote APIで外部から家のライトを制御する。

コードを受け取るための簡易サーバーの準備

1. Google Chromeの「Web Server for Chrome」のアドオンを追加する。
2. 追加したアドオンを起動する。
3. 「CHOOSE FOLDER」から任意のフォルダを選択する。
   
4. これでWebサーバーが起動している状態になる。http://127.0.0.1:8887 にアクセスすると、「Index of current directory...」と表示されるページが開くはず。

Remote Hue API appidsの登録

1. HueのDevelopperサイトにアクセス＆ログインする。
2. 右上のユーザー名の所のドロップダウンリストから「Remote Hue API appids」選択する。
   
3. 「Add new Remote Hue API app」を選択する。
4. 「App name」と「Application description」を適当に入力し、Callback URLに先ほどの簡易WebサーバーのURLを入力する（今回の場合はhttp://127.0.0.1:8887）。
   
5. 「Submit」を押すと、以下の情報が返ってくるはず：
   • AppId
   • ClientId
   • ClientSecret

コードの取得

1. コードを受け取るための以下のURLの各パラメータを、2.で取得したものに置き換え、ブラウザで実行する。

https://api.meethue.com/oauth2/auth?clientid=&appid=&deviceid=&devicename=&state=&response_type=code

|パラメータ名|概要|
|:--|:--|:--|
|clientid|Remote Hue API appidsに登録した時に取得した英数字の文字列|
|state|レスポンスに含める任意の文字列。30文字以上のランダムな文字列を指定することを推奨|
|deviceid|任意の文字列|
|devicename|任意の文字列|
|appid|Remote Hue API appidsに登録した時指定されたAppのID|
|response_type|「Code」を指定する。|

1. ログインやHue Bridgeとのリンクなどを確認されたら、ブラウザの表示にしたがって対応する。

2. 1.の簡易Webサーバーの画面が開く。このときURLを確認すると、パラメタータとして「Code」が記載されている（code=XXXXXXXXの部分）のでこれをメモしておく。

ClientIdとClientSecretのbase64エンコード

前々段で取得したClientIdとClientSecretをbase64でエンコードしておく。

# bash
CLIENTID=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
CLIENTSECRET=XXXXXXXXXXXXXXXX

echo -n "${CLIENTID}:${CLIENTSECRET}" | base64
# base64でエンコードされた結果が出力される。
# XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX==

Basic認証（トークンの取得）

1. Google Chromeの「Talend API Tester - Free Edition」のアドオンを追加する。
2. 追加したアドオンを起動する。
3. 以下を指定して「Send」を実行する。
   • METHODに「POST」
   • SCHEMEに「https://api.meethue.com/oauth2/token?code=<前々段で取得したCode>&grant_type=authorization_code」
   • HEADERのAuthorizationに「Basic <前段で取得したbase64エンコード文字列>」
     
4. 成功すると200とaccess_tokenなどが返ってくる。

API実行（Google Chromeの「Talend API Tester」で）

1. 以下を指定して「送信」を実行。

   • METHODに「PUT」
   • SCHEMEに「https://api.meethue.com/bridge/0/config」
   • HEADERのAuthorizationに「Bearer <前段で取得したaccess_token>」
   • HEADERのContent-Typeに「application/json」
   • BODYに「{ "linkbutton": true }」

2. Hue Bridgeのリンクボタンを押す。

3. 以下を指定して「送信」を実行。

   • METHODに「POST」
   • SCHEMEに「https://api.meethue.com/bridge/」
   • HEADERのAuthorizationに「Bearer <前段で取得したaccess_token>」
   • HEADERのContent-Typeに「application/json」
   • BODYに「{ "devicetype" : "<前々々々段で取得したAppId>

4. usernameが返ってくるはず。

5. 以下を指定して「送信」を実行。

   • METHODに「GET」
   • SCHEMEに「https://api.meethue.com/bridge/"username"/lights」
   • HEADERのAuthorizationに「Bearer <前段で取得したaccess_token>」
   • HEADERのContent-Typeに「application/json」

6. ライトの状態の情報が返ってくるはず。
   

7. あとはLocal APIと同様に活用可能。

参考

• HueのRemoteAPIでライトを制御してみた
• Remote Authentication
• Remote API Quick start guide

TBD

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