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Puppet4.xではじめるサーバ設定自動化 0(はじめに)

Last updated at Posted at 2016-04-16

Puppet

Puppetは、サーバの構成管理をするためのツールです。
サーバの設定を、自動化できます。

単純な自動化であればシェル実行とかでもよいですが、Puppetを使うとサーバごとに設定ファイルを変えるとか、サーバのIPを取得して設定ファイルに埋めるなど便利なことができます。

参考までに、Puppetの他にも設定を自動化できるツールに、Ansible、Chefがあります。
各ツールでサーバの構成管理ができますが、ツールの背景的な思想が違う印象です。なので、イメージが近いツールを選ぶと良いかと思います。(基本機能のみであれば、そこまで違いを感じないかも?)

  • Ansible : サーバを操作する
  • Puppet : サーバを管理する
  • Chef : サーバを制御する、Rubyで

あと、各ツールのすみわけは、こんな感じです。

  • Ansible : 小規模システム、ピンポイントに導入する場合
  • Puppet : 大規模システム、がっつり構成管理する場合
  • Chef : Rubyで書きたい場合

※意見には個人差があります。

4.x

2015年にでたバージョン4.x系でよくなっている部分もありますが、残念なことに4.xの情報が少ない状況です。せっかくなので、まとめていくことにしました。

途中で力尽きなければ、次のような構成になります。

リリースノートの抜粋

4以降の変更で、主な内容をまとめていく予定です。(リンクがない項目は、まだです。)

手軽に使う場合

手軽にPuppetを使う場合、スタンドアローン(変更対象サーバに定義を置いて、その定義をそのサーバに反映する)での利用がおすすめなので、とりあえずスタンドアローン前提で書きます。

がっつり構成管理する場合は、エージェント/マスター構成(定義を反映するサーバと、定義が置いてあるサーバが違う)がよいですが、説明が長くなるのでシンプルな内容にしぼります。

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