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小中学校でのプログラミング出張授業で実施した工夫に関して

Last updated at Posted at 2022-12-05

Ateam Group U-30 Advent Calendar 2022の6日目は株式会社エイチームのグループ会社のQiita株式会社の @kiitan が担当します。

はじめに

社会貢献活動の一環として小中学生に向けてプログラミングの出張授業を月に1回程度の頻度で実施しています

実施していくなかで実施した工夫をまとめて共有する記事です
資料作りや小中学生向けにプログラミングの授業などやったことがなかったので手探り状態で改善を重ねてきました
これからプログラミングを教える機会を持った人の少しでも参考になれば幸いです

今回の記事では細かい授業内容に関しては言及しません
気になる方は別記事にて公開していますので読んでみてください

授業の目標

シンプルにプログラミングを楽しい続けたいと思ってもらうことを目標としています
2時間で教えてられることには限界があるのでプログラミングをすることに興味を持ってもらうきっかけを作ることを目標に起きました

授業概要

条件によって最適な方法が変わってくるのではじめに授業内容が変わっている
Scratch を利用した簡単なゲームの作成を通じてプログラミングの下記の基本的な要素を学習してもらう授業を実施しています

  • イベント処置
  • 条件分岐
  • ループ
  • 変数

授業の工夫

ここからは本題のやってきた工夫を記載していきます

作って試してまた作る

授業内でプログラムを組む時にはこまめにに動作と確認をしてもらいましょう
都度確認する時間を設けることでコードブロックとキャラクターの動きリンクしてより理解しやすく飽きを防ぐことができるようになりました

できる限り授業内容をコンパクトにして自由時間を取る

授業の時間をできるだけコンパクトにすることで自由時間を多く設けました
自分で考えた動きを実現する体験をできるだけ授業内で確保するようにしています
この時間を通してプログラミングをすることを楽しいと感じてもらえるようにサポートに徹しています

またゲームをなどをやらない子は授業内で作ったゲームをどう変更すれば良いのか迷ってしまうことがありました
そこでEX課題としてお題を事前に用意しておくことで困った時にもプログラミングを続けられるようにしました

より自由時間を楽しんでもらうために講師が作った変更例を見せるようにしました
横スクロールゲームやブロック崩しなどより普段触っているゲームに近い例を見せることで制作意欲を掻き立てることができました

中学生向けには考える時間を設ける

日本語でどんな動きを作りたいのか考える時間を設けるようにしています
日本語で動きを定義してプログラムに落としていくことを繰り返しプログラミングの考え方を伝えるようにしています
対照実験をしているわけではないので年齢によるものである可能性もありますが自由時間でより複雑な改造ができるようになったと考えています

さいごに

これからもプログラミング授業を通じて一人でもプログラミングを楽しいと感じて続けてくれるように工夫を続けていきます

最後になりましたがAteam Group U-30 Advent Calendar 2022 を購読設定して明日も記事を読んでいただけるとうれしいです

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