sidekiq-scheduler で スケジュールを環境ごとに変更する

はじめに

sidekiqを利用する際にproductionやdevelopment、stagingでそれぞれ一部実行したくないJobがでてきました
そのためスケジュールを環境ごとに変更できるようにしました

今回の記事はこちらの　issue の内容を解説したものになります

環境ごとに別のファイルからスケジュールをロードする

READMEに記載されている内容ですが config/sidekiq.yml とは別のファイルでスケジュールを設定することができます

require 'sidekiq'
require 'sidekiq-scheduler'

Sidekiq.configure_server do |config|
  config.on(:startup) do
    Sidekiq.schedule = YAML.load_file(File.expand_path('../../sidekiq_scheduler.yml', __FILE__))
    SidekiqScheduler::Scheduler.instance.reload_schedule!
  end
end

The above code can be placed in an initializer (in config/initializers) that runs every time the app starts up.

READMEより引用させていただきましたが上記の例ではconfig/initializers以下に配置することでスケジュールのみを記載したsidekiq_scheduler.yml を用意し読み込む処理を実行することができます

Sidekiq.configure_server do |config|
  config.on(:startup) do
    Sidekiq.schedule = YAML.load_file(File.expand_path("config/scheduler/#{Rails.env}.yml", __FILE__))
    SidekiqScheduler::Scheduler.instance.reload_schedule!
  end
end

こちらの仕組みを利用してロードするファイルを環境ごとになるようにconfig/schedulers/development.ymlなどのスケジュールファイルを用意しRails.envをファイルパスに含めることで環境ごとに登録するスケジュールを変更することができます