Oracle VM VirtualBoxとは
既存のOS上で、別のOSを実行するために使用する仮想環境構築のためのオープンソースソフトウェア。複数のOSを同時に動作することやデータ間共有、またテスト用・学習用の環境を簡単に用意することができる。
表題1-xxで取り扱うVMに関する内容は学習用として記録していく。
Oracle VM VirtualBoxのインストール
(1)VirtualBoxをインストール※今回使用するのはver6.1.18
・過去のインストーラ(※2021/12/28現在)
・最新(※2021/12/28現在)
(2)拡張パッケージをインストール
・All supported platform
→USB2.0や3.0に対応できるようになる
(3)exeをクリック、デフォルトのままセットアップを完了させる。
CentOSのインストール
下記サイトからCentOSのバージョンを選択。
今回は【CentOS-7-x86_64-DVD-2009.iso】を使用
※下記でも可能だが、インターネット設定等が必要
【CentOS-7-x86_64-Minimal-2009.iso】
仮想マシン作成
OracleVM VirtualBoxマネージャの「新規」ボタンを押下し
下記の通り、仮想マシンを新規作成する。
名前:ご自由に
マシンフォルダ:デフォルトのまま
タイプ:Linux
バージョン:Red Hat(64-bit)
メモリ:必要よりは大目に積むとよい
仮想ハードディスク:作成する
ハードディスクのファイルタイプ:VDI(Virtual Box Image)
物理ハードディスクにあるストレージ:可変サイズ
CentOSの設定
※ここから先の操作でVMから抜けたい場合は、右側の[Ctrl]をクリック
(1)起動ハードディスクを選択【CentOS-7-x86_64-DVD-2009.iso】
(2)Install CentOSを[Enter]で選択
(3)ここから先は下記の通り登録する
言語:日本語
ソフトウェアのインストール:GNOME Desktop※
ネットワークとホスト名:DHCPをオン(オンオフをオンにするだけ)
インストール先:自動パーティション