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記事投稿キャンペーン 「エンジニア×非エンジニアのコミュニケーション」

デザインのデの字も知らないエンジニアがデザイン留学に行った話

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本記事は、昨年に行われたモンスターアカデミアでの留学無料招待キャンペーンに関する内容を記載しています。記事の執筆にあたり、金銭的な授与などは行われておらず、紹介による金銭的な報酬もありません。

今回のフィリピン留学は無料招待のため、実際に行われる有料の留学プランとは若干異なる可能性があります。また、昨年のカリキュラムからアップデートされる可能性がありますので最新の情報は公式にお問合せいただければと思います。

きっかけはTwitter(今は、X)

きっかけはTwitterでした。モンスターアカデミア(以下:モンアカ)と言う学校がデザイン留学の無料体験のキャンペーンをやってました。

僕は基本的にくじ運が無いタイプの人間なんで(たまに大当たりするタイプ)正直あまり信じてなかったんですよ。
そしてこいうものはもう、内々で誰が貰えるかなんて全て決まってるんだろうなと勝手に思ってたのでまさか・・・。

という感じで当たってしまいました。
そんな感じで僕のセブ島への1ヶ月のデザイン留学が決まりました。

ちなみに、記事にすると言って1年間、Twitterしかほぼアウトプットしていないのは本当に申し訳ないと思っております。

デザインには自信がない

自分は、基本エンジニアをやっているのですが、デザインに関しては全くの無知でした。
もちろんHTML、CSSは書けるけど、デザインはデザイナーさんが目ん玉が飛び出るくらい素晴らしいデザインを作ってくれるし
なんならコーダーさんがいる時はコーダーさんの腕前に顎が外れるくらい素晴らしいコーディングをしてくれている。

ただ、時々コーディングする時に、なんか違う感を持ちながらコーディングをしているような状態の人間でした。
正直、最初は興味がなかった、なんだったらデザインが大嫌いな部類の人間に近かったと思います。

お得には目がない人間なんで、タダと言うことでデザイン留学に行ったことは誰にも言えません。

まあ、どうせセンスが無い状態で終わっちゃうんだろうなと思って入学して2日目には面白い、デザインに挑戦してみたいと思わせる授業内容で、カリキュラムを考えた方や授業をしている先生方を尊敬しました。

センスは知識からはじまる

美術の授業を受けていた時、作品をうまく作れる人、そうでない人の2つに分かれていたと思います。
僕は完全に、後者でした。授業中だけではなく、居残りして作った作品は、友達おろか先生、親にも笑われるレベルで完全にデザインはセンスだと核心してました。

デザイナーさんっていい意味でも悪い意味でもどこかセンスでデザインを作ってる感じがしてたんですよね。
「こんな感じに〜〜」「いい感じですね〜〜」的な感じに的な感じでと言った直感タイプの仕事だと思ってました。

でも授業を受けた後は、そこに客観的な理由があって全てが言語化でき、もっと論理的なもの
「デザインは先天性のセンスではない、センスは知識からきている」と感じました。

正直、この授業を全国の美術の時間に導入してくれたら僕のようにデザインが嫌いになる学生はもう少し減っていくんじゃないかと思ってます。

留学にきてやったこと

デザインの授業の1ヶ月コースでやったことは主に下記の通りです。

  • 考察
  • トレース
  • アウトプットトレーニング
  • 中間制作
  • 卒業制作

この中でやることとしては、もちろんイラストレーターやフォトショップの使い方をやるのですがメインはとにかく思考です。
なんでこのデザインにするの?なんでここは太文字を使うの?なんでここはこれだけ余白を作るの?なんでこの作品を作るの・・・・?
表面的なことから、根本的なところまで全て自分で考えます。

正直、今まで生きた時にデザインについて考えた量以上にデザインについて考えまくっていました。

そして、授業で扱うデザインは自己満足の世界ではなく、全てが言語化を求められます。
また、授業で受けることによって先生だけではなく、他の生徒からも刺激を受けることができるのがいい点でした。

モンアカ自体は何をしても怒られないくらい自由な学校でスパルタ学校では全くないのですが
ただ、そんな自分も中間制作と卒業制作はほぼ徹夜で作っていました。

それくらいデザインについてのめり込んだ1ヶ月でした。

デザイン留学で人生が変わるのか

モンアカの1つのキャッチコピーとして「デザイン留学で人生が変わる」と言う言葉があります。
正直この答えを出せるかどうかと言う考え方で、1年記事を寝かせていた部分もあります。

改めて1年かけて思ったことは、変わるんじゃないかなと思います。
正直、街に出た時のデザインや文字と文字との余白、色の使い方みたいなところも以前は全然気にならなかったんですがそこも面白いなと思えるようになりました。

また、留学コースだからこそ、嫌いなデザインから逃げずに、徹夜してまで続けれました。
(絶対オンラインコースだったらサボりまくってた気がする)

生活面では、海外初体験だったんですが、海外に出たら衣・食・住・インフラ・人間関係が全て変わります。
普段体験しない体験ができたり、違う文化に触れることができたり、ちょっと危険な体験をしたり・・・。
(ちなみに、僕はバイクに轢かれた2日後に41度の熱を出しました。)
そんな時も先生や現地スタッフがしっかりサポートしてくれ何とか生きて帰れました。

そしてその生活で、以前よりも少し度胸がついた気がします。

何よりもデザインオタクの先生やデザインを共に勉強していた生徒達とコミュニケーションを取れてたのはめちゃくちゃいい思い出でした。

いまいちだった点

ちなみに絶賛しすぎている気がするので、一応いまいちだった点も少しあげますね。
(個人的にはお世辞なしに好き勝手書いた気持ちでいますが・・・)
全体的には満足しているのですが、あえてあげるとすると・・・。

  • 留学再開したてと言うこともあり事務的なところがあまり整ってなかった。
  • ホテルのWi-Fiが部屋によっては悪い

くらいだった気がします。

ちなみに不満点の1個目は留学受け入れしてから、1年以上経過していて抜群に良くなっていることを願ってますし
ホテルのWiFiに関しては、一回のロビーのWiFiは比較的強いのと
徒歩数分のモンアカの校内は速度的にも安定度的にもほぼ問題なく使えるので仕事などで使いたい場合は留学前に事前に相談するのもいいと思います。

結論

結論としては、デザインに興味がない生徒にとってもめちゃくちゃ充実していた留学でした。
また、非エンジニアだったとしてもしっかり身になるカリキュラムを揃えており、それを教えられる先生がいて
デザインソフトウェアの使い方だけではなく、デザインについても体系的に学べる学校というのは珍しい気がします。
(自分が知らないだけかもしれませんが・・・。)

ただ、やっぱりそもそもデザインの経験が少なかったりする生徒は少し頑張る必要が出てくるかもしれませんが
それでもそんな機会は滅多にないですし、そいった機会に巡り合わせて頂いたモンスターアカデミアさんにはとても感謝しています。

ぜひ、機会があれば、デザイン留学をしてみてはいかがでしょうか?

また、お問い合わせの際はQiitaからと言って頂ければ少し喜びます。
(自分には何もマージンは入りませんが・・・。)

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