🚀 Vibe Codingの成果:AI見積もり支援ツールを公開
これまでの記事で紹介してきた「Vibe Coding」という開発手法。
アイデアの整理から、プロンプト設計、設計レビュー、コード生成、改善のフィードバックまでをAIと共に行うワークフローです。
この一連のプロセスから生まれたのが、以下のプロダクトです。システム開発見積もり作業が多い方ぜひご参考ください。
ソフトウェア開発見積もりを、AIがサポート。
要件定義を書くだけで、構成図・Backend開発・Frontend開発・チーム構成・工数を自動算出。
👉 スクリーンショット
✅ 成果と実感した効果
1. プロトタイピングの爆速化
AIと協業することで、
- 「こういうツール作ってみたい」→ 実装の草案までが数時間で完了
- 「社内翻訳ツールが欲しい」→ バイリンガルファイル変換ツールをその日のうちに完成
アイデアが即形になるスピード感は、従来の開発では考えられないものでした。
2. SIer・受託開発における効率化
私は普段、オフショア開発の見積もり支援も行っていますが、
- 要件を日本語で読み解く
- ユースケースに分解
- 各画面・API・DB設計に分けてタスク整理
- スケジュール・体制案を立案
これらは非常に工数のかかる作業でした。
しかし、現在は、AIがこのプロセスを80%自動化。
- 構成図の自動生成
- 役割ごとのタスク洗い出し
- ベロシティや体制の仮定によるスケジューリング
従来かかっていた数日間の見積もり業務が、半日以下に短縮されました。
💡 おわりに:Vibe Codingは業務設計の新しい形
AIは「プログラミング支援」だけにとどまりません。
- 仕様策定
- 工数見積もり
- UI/UX検討
- テストケース設計
こうした“Thinking”そのものをAIと共有することで、チームの思考速度は飛躍的に向上します。
Vibe Codingとは、人間が持つ業務知識 × AIの生成能力 を融合させる新しい開発スタイル。
これからもこの手法を進化させながら、いろんなプロダクトを創っていきたいと思います。