⚔️ Cursor vs Windsurf、実際に1ヶ月使って比較してみた
AIと一緒に開発する時代において、エディタ選びはプロダクティビティを左右します。
今回は、私が実際にProプランで1ヶ月ずつ使ってみた、話題のAIコーディングツール Cursor と Windsurf を、実体験を元に比較してみます。
🧪 比較環境と評価対象
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期間:それぞれ1ヶ月、実際のプロダクト開発にて使用
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用途:主に以下を実施
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user-story.md
を元にコード生成(Vibe Coding前提) - バグ修正/提案の精度確認
- 簡単なUIの作成
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🔍 Cursor の使用感と強み
✅ 良かった点
- 初期体験がスムーズで自然:何も考えずにとりあえず書いてみる → AIが補完してくれる感覚が優秀
- Agents機能が強力:複数ファイルを跨いでリファクタ提案や修正を行ってくれる
- コード生成の精度が高い:とくにMVP立ち上げ時のコード起こしが非常にスムーズ
- 英語での会話は精度高め:細かいニュアンスも比較的うまく拾ってくれる
❗気になった点
- GUIでのUI生成や図的表現は少し弱い(主にテキストベース)
- 月額$20のPro料金はやや高め(コスパ面での検討余地)
- 使用中にエディタがフリーズするケースあり:私の環境(Mac M1)では、Cursorが長時間contextを保持していると、CPU使用率が急上昇し、フリーズ・クラッシュを経験しました。特にAgentsに修正依頼を出すときに落ちることが多かったです
🌊 Windsurf の使用感と強み
✅ 良かった点
- とにかく軽量&レスポンスが早い:入力に対しての反応速度が優秀
- UIがシンプルで馴染みやすい:余計な機能が少ないため集中できる
- 月額$5という価格の手軽さ:試しに使うにも負担が少ない
- Markdownやドキュメント生成にも向いている
❗気になった点
- 複雑なコードの意図や修正提案はやや弱め
- 複数ファイルを跨いだ作業はまだ苦手(改善中との声あり)
💡 私の結論:目的に応じて使い分け
シーン | おすすめツール |
---|---|
MVPを一気に立ち上げたい | 🎯 Cursor(生成力と補完が強い) |
軽快に長期運用したい | 🌱 Windsurf(軽さとコスパ重視) |
現在は、私もWindsurfを選択中ですが、
「ゼロから何かを立ち上げたい時」はCursorが圧倒的に強いと感じています。
実際のところ、Vibe Codingベースでuser-story.md
から開発を回す際、
CursorのAgents機能による設計→実装→リファクタの流れは非常に頼もしいものでした。
Windsurfも頻繁にアップデートされており、今後さらに期待できるツールです。
🔮 次回予告
次回は、**「Vibe Codingで実際にどんな課題があったか?」**をテーマに、
- Promptが効かない時どうしたか?
- 設計のズレをどう検出したか?
- AIと人間の役割分担は?
を赤裸々にシェアします!
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開発の生々しい現場を一緒に体感しましょう!