SSL証明書をPKCS#7(.p7b)形式から、.pfx形式へ変換する方法

お名前.comなどで証明書を作成すると、PKCS#7(.p7b)形式で証明書をDLすることになります。一方、IISやAzureなどのWEBサーバーに証明書を適用するには.pfx形式にする必要があります。
ここでは、Windowsの基本機能だけを利用して変換する手順を解説します。

全体の流れ

• 証明書発行サービス(お名前.comなど)からPKCS#7(.p7b)形式の証明書をダウンロード
• IISマネージャを利用して、PKCS#7(.p7b)形式⇒.cer形式に変換
• 証明書マネージャ(certlm.msc)を利用して、.cer形式⇒.pfx形式に変換

個別の手順

証明書発行サービス(お名前.comなど)からPKCS#7(.p7b)形式の証明書をダウンロード

• 証明書発行サービス(お名前.comなど)からPKCS#7(.p7b)形式の証明書をダウンロードします。
  

その２：PKCS#7(.p7b)形式⇒.cer形式に変換

• ダウンロードしたファイルをダブルクリックして 証明書マネージャー(Cetmgr.msc) を開く

• ダウンロードしたを右クリック ＞　すべてのタスク ＞　エクスポート
  

• 「次へ」をクリック
  

• .cerを選択して「次へ」をクリック
  

• 保存先フォルダを指定して、「次へ」をクリック
  

-「完了」をクリック

• IISマネージャを開く ＞　サーバー証明書をクリック
  

• サーバー証明書一覧に、エクスポートした証明書を選択し右クリック ＞ 証明書の要求の完了 をクリック
  

• ポップアップウィンドウで、.cerファイルの保存先を設定し、「OK」をクリック
  

• 名前欄に値が追加されたことを確認する。
  

その３：.cer形式⇒.pfx形式に変換

• 作成した.cerファイルをダブルクリックし、証明書マネージャ( certlm.msc)を開く

• 証明書を選択し右クリック＞すべてのタスク＞エクスポート
  

• 「次へ」をクリック
  

• 「はい、秘密キーをエクスポートします」を選択して「次へ」をクリック
  

-　ファイルｂの形式をPKCS＃12を選択、その他の選択肢は以下を選択し、「次へ」をクリック

• パスワードを設定して「次へ」をクリック
  （これはSSLを適用するWEBサーバー側で開くときのパスワードで、秘密鍵ではない）
  

• .pfx形式のファイルの保存先を指定して「次へ」をクリック
  

• 「完了」をクリック