概要
JSTQB Foundation Level 受験時にやってよかったこと・反省点を個人的にまとめたものです。
(合格したかはまだ不明です。)
[追記] 無事合格しました🎉
JSTQBとは
ソフトウェアテスト技術者資格認定の団体。資格試験は Foundation Level, Advanced Level に分かれている。
QAの採用基準としてJSTQBの資格保有を最低条件にしている会社も増えつつあり、年々受験希望者が増えている。
申込で争奪戦になるため受験ハードルが高いが、近々CBTでの受験も可能になると発表があったので期待したい。
http://jstqb.jp/
勉強方法
トータルの勉強時間
1日2~3h, 一か月間勉強した。(トータル80h程)
勉強スケジュールの理想と現実
実際の勉強工数の反省を踏まえて、理想のスケジュールと実際どうだったかについて書く。
最初の1週間
- 理想
- 1週間でシラバスを全て読めると理想。シラバスを読んでも頭に入ってこないので、完璧でなくてもざっと全体を把握できればOK。
- 実際
- シラバスが読みづらく、半分しか読めなかった。
- 最初に作ったシラバス要点まとめノートは要らなかった
- あまり役に立たないノートになってしまい時間の無駄になった。最初はとにかくシラバスを一周読み切ることに注力すればよかった。
- シラバスの言い回しがそのまま問題になっていることがほとんどなので、理解の浅いまま自分なりに要約してしまうとシラバスと違う内容のノートになってしまい、問題を解けなくなってしまうため。
- シラバスを読みきった後に問題を解きながら分からないところをノートにまとめていくのは良い。
第2週目〜3週目
- 理想
- 問題を解く→シラバスや参考資料を読んで理解する→問題を解く を繰り返し、分からないところ・理解の浅いところを洗い出す。
- 「テス友」が難易度的にちょうどよく、わかっていない項目を洗い出せるのでおすすめ。無料で繰り返し利用できるし問題数も結構多い。
- 実際
- シラバスを読み切るのに第2週までかかった。さっさと読んで問題に取り掛かかればよかった。
第4週目
- 理想
- 問題を解いて、分からない箇所を潰していく。
- 「スクエアリングサービス」のテスティング基礎コースはテス友よりも少し難易度が高く、試験直前のタイミングではかなりおすすめ。
- 実際
- テス友で90%程正答していたが、試験日2日前にスクエアリングサービスを見つけてやってみたところ半分くらいしか合っていなくて絶望しかけた。課金コースで徹底的に問題を解きたかったが、入金後即利用できるわけではなさそうで結局利用しなかった(入金確認に時間がかかるような記載があった)
- 次回もし受験する場合は、試験申込完了後にすぐにスクエアリングサービスの課金コースに申し込むと思う。
おすすめ教材
シラバス
シラバスが全て。シラバスをとにかく読み切るのが大事。
Extensionは試験範囲に含まれないので、対策する必要はない。
用語集はテス友にも付属しているので特に必要ない。
JSTQB® 認定テスト技術者資格 Foundation Level 試験対策講座
シラバスの概要の解説動画。トータル140分。
この動画だけでの合格は無理だと思うが、概要が簡潔にまとめられているため動画を見てからシラバスを読むと理解しやすくなった。
シラバス読破に苦労している方におすすめ。
https://www.qbook.jp/event/20211014_1250.html
テス友
シラバスの章別に正答率を確認できるので、理解の浅い箇所を洗い出すのに最適。
https://www.qbook.jp/info-testomo/
スクエアリングサービス
難易度高め。実際の試験と同等レベル。
http://squaring.jp/others/index.jsp
試験当日の注意点
持ち物
- シャーペンを2本持っていくと安心。(1本だともし落としたら拾ってもらえるまで時間のロスになる)
- 会場が寒かったため、カーディガンを持っていくと良い。
試験前
- 座席は決まっているので注意。どこに座ればいいか分からない場合は試験官に聞くと教えてくれる。
試験中
- 解答が怪しいところは見直しできるように目印をつけておく。
- マークシート式のため、解答箇所がずれていないかこまめにチェックする。
受験の感想
- テストに関する業務を体系的に学ぶ機会になり、価値のある受験だった。