Raspberry Pi で openFrameworks でグラフィックスまわりがどのくらいいけるのか知りたかったので、とりあえず(1)画像の表示、(2)ムービーの表示、(3)文字の表示についてスーパーざっくり調べました。
ためした環境
- ハード : raspberru pi 2 model type b
- OS : raspbian jessy
- インストールまわりはopenFrameworks公式サイトのGetting your Raspberry Pi ready for openFrameworksに書いてあることだけやった。
画像の表示について
ふつうにofImageのインスタンス作って、load(),update(),draw()するだけのプログラムを書いて、以下の解像度のjpgをロードして、表示した。
◯ : 1000 x 545[px]
✕ : 1100 x 600[px]
✕ : 1980 x 1080[px]
✕と書いたときに、特にエラーはでず、何も表示されなかった感じでした。
ムービーの表示について
同様にofVideoPlayerを使って、以下の解像度のムービーをロードして、表示した。
◯ : 320 ×240[px]のmov
◯ : 640 x 358[px]のmp4
✕ : 960 x 538[px]のmp4
✕ : 1280x720[px]のmp4
✕ : 1668 × 936[px]のmp4
だめなときは、ofGstVideoUtils: update() ofGstVideoUtils not loaded
というエラーがでていた。
テキストの表示について
- ここのページに従って、TrueTypeFontが通常どおり描画されることは確認しました。
- 日本語ありフォント5MB、 英語だけフォント143KBで確認した。どっちも表示された。
- ※ OTFはまだ試せていません。
その他のmacでのoFとくらべて、ツラさを感じたこと
- macとraspberry pi で 最初から付属している graphics example をただ実行した結果がちがう。詳しく見てないが、使えるAPIが違いそう。

- Macで動いたプログラムを、raspberry PIにもっていったらといってそのまま動かないことが多い。
- コンパイルに約1分〜3分かかる。1回のトライアンドエラーにかかる時間が長い。
- まえの実行失敗をひきずって次の実行が通らないことが多い気がする (
make clean
とかでなんとかなるかもしれないがmake clean
するとまた3分...)